アイアンの選び方を細かく解説!初心者向けおすすめ商品10選もチェックすればゴルフが上達

1年のなかでも、春や秋はゴルフシーズンといわれています。今年こそラウンドデビューを、と考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、「どうやってクラブを組んだら良いのだろう?」とお悩みの方もいるでしょう。そこで今回は、いくつかあるクラブの種類のなかでも、最重要と言っても過言ではない「アイアン」の選び方について解説します。

アイアンとは?

ゴルフクラブはその目的や役割ごとに、いくつかの種類に分けられます。ティーショットの際、遠くへボールを飛ばすための「ドライバー」や、グリーン上でボールを転がすための「パター」などが、わかりやすい例ではないでしょうか。

そうしたクラブの中でも、最重要と言えるのが、今回取り上げる「アイアン」です。一口にアイアンといっても、クラブのセットの中に複数本を組み合わせる場合がほとんどで、最も使用頻度の高いクラブであると言えます。

そのため、アイアンを慎重に選ばないとスコアが伸びないばかりか、ゴルフそのものを楽しめないことも考えられます。

ここからはアイアンが担う役割や、どういった種類のものがあるのかを説明していきます。大まかににでも理解しておくと、実際のアイアン選びもスムーズになりますよ。

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アイアンの役割

アイアンは、パー4やパー5の2打目、パー3のティーショットなど、グリーンを狙うような場面で使用されることの多いクラブです。

しかし、ホールまでの距離はコースによっても違いますし、1打目でどこまで飛ばせたかによっても、残りの距離は大きく前後してきます。

そうした場面に合わせて「飛距離をコントロールする」のが、アイアンの最も重要な役割です。アイアンはその設計の違いにより、”番手” といわれるものが設定されています。「5番アイアン」や「7番アイアン」と言われているのを聞いたことがあ人もいるでしょう。

そして番手ごとにフルスイングした際の飛距離が変化していきます。番手が小さいほど遠くへ飛び、番手が大きいほど飛距離が出ないような設計になっていて、一般的に10~15ヤードずつ飛距離が変わってくるモデルが主流です。

こうして様々な場面を想定し、複数の番手のアイアンを用意しておくことで、最短でグリーンまでボールを運ぶことができます。

アイアンの構造と種類

アイアンに限った話ではありませんが、形状や設計の違いにより、そのクラブの性格は大きく変わってきます。

特に重要なのが「ヘッドの形状」です。現在、アイアンのヘッド形状は以下のようなものがあります。

  • キャビティバック
  • マッスルバック
  • 中空

これ以外にも技術の進化とともに、様々なタイプのモデルが発売されていますが、主流になっているのはこの3タイプです。それぞれ、どういった特徴があるのか、しっかりと理解しておきましょう。

キャビティバック

初心者にまずおすすめしたいのが、この「キャビティバックタイプ」のアイアンです。大きな特徴として、クラブヘッドの裏面、「バックフェース」といわれる部分が大きく凹んでいます。

これによりヘッドの重量を抑えつつ、大きく作ることができます。そのため、ショット時のスイートスポットの面積が広がり、扱いやすい性格のクラブに仕上がっています。

トッププロから一般ゴルファーまで、幅広い層に使用されている、最もスタンダードな形状と言えるでしょう。

キャビティバックのポイント

  • スイートスポットが広い
  • ミスを軽減してくれる
  • 初心者にも扱いやすい

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マッスルバック

主に上級者に好まれる形状です。昔ながらのアイアンの形状で、キャビティバックとは違い、バックフェースに凹みがありません。そのため、ヘッド形状が小さいのが特徴です。

ヘッドが小さい分、スイートスポットもキャビティバックと比べると、格段に小さくなります。その反面、打感は素晴らしく、ボールを芯で捉えらえたときの感触は格別です。

また、使いこなすことができれば、スピンをコントロールしたり、球筋の使い分けもしやすくなっています。自分でスイングをコントロールできるプレイヤーにとっては、最高の相棒になってくれるはずです。

マッスルバックのポイント

  • スイートスポットが狭い
  • 打感が最高
  • 扱いがやや難しい

中空

キャビティバックやマッスルバックに対して、比較的新しいタイプの構造です。読んで字の如く、ヘッド内部が空洞になっており、外観はアイアンというより、ユーティリティのような印象を受けるかもしれません。

ミスに対しての許容範囲が広く、飛距離や弾道が揃いやすいのも、この構造の特徴です。扱いやすさはキャビティバックとマッスルバックの中間といった印象で、中級者以上の方が使うと良いパフォーマンスを得られるモデルが多いように感じます。

できるだけ新しいモデルがベター

G_09_3,アイアン 選び方

初心者や、長いブランクがある人は特に、できるだけ新しいモデルを選ぶのがベターです。

というのも、近年の技術の進歩により、アイアンの性能は飛躍的に向上しています。昔のモデルに比べて高く飛びやすくなっているので、数年ぶりにクラブを振るという人は、その扱いやすさに驚いてしまうかもしれません。

見た目に大きな違いがあるわけではないので、ビジュアル的にはわかりづらい部分ではあります。しかし、新しい素材や構造を採用して重心の位置を変化させたり、最適なバランスに調整するなど、メーカーも日々、研究を重ねています。

予算の問題などを考えると旧モデルも魅力的ではありますが、プレイアビリティの面を考えると、新しいモデルにもメリットは多いものです。

アイアンの選び方ポイント5つ

それでは、一体どういうモデルを選ぶのが良いのか、ここからは具体的に解説していきます。アイアンのスペックについても詳しく掘り下げながら、ポイントになる5つの項目について、理解を深めていきましょう。

G_09_4,アイアン 選び方

度数(ロフト角)

まず、一番最初にチェックしてほしいのが、ロフト角です。ロフト角とは、ヘッドに付けられた角度のことで、アイアンの弾道や飛距離に大きく関わってきます。

ひとつの基準として、7番アイアンのロフト角に注目するのが良いでしょう。7番アイアンは、一般に販売されているアイアンセットにはまず含まれています。

この角度が30°に設計されているものが、平均的な数値と言えます。これより角度が小さいものが、いわゆる「飛び系」といわれ、反対に、これより角度が大きいものが「中・上級者向け」といわれることが多いです。

初心者はまず、自分の中で基準を作ることも大切です。7番アイアンが30°前後のものを選ぶのがベターでしょう。

ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさも、自分に合ったアイアンを探すうえで、わかりやすい指標のひとつになります。

単純に、ヘッドが小さければ小さいほど、ボールに対するスイートスポットの面積も小さくなります。つまり、ボールを芯で捉えることが難しくなるということです。

まだ技量に自信がないうちは、ヘッドサイズが大きいものを選んだ方が、アイアンに対して苦手意識を持たずに済むかもしれません。

ソールの幅

ヘッドの大きさとも重複する面もありますが、ソールの幅にもぜひ注目してみてください。一般的に、ソールの幅は広いほうが扱いが易いアイアンであるといわれています。

幅の広いソールはボールが上がりやすく、ダフりやトップなどのミスにも強いのが特徴です。反対に、ソール幅の狭いモデルは、細かなコントロールができる反面、その扱いには繊細さが求められます。

まずは幅広ソールのモデルから、レベルアップとともに、ソール幅の狭いモデルに移行していくのがおすすめです。

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重量

重量も大変重要なポイントですが、これに関してはスペック云々というようりも、本人にフィットしているかどうか、というのが大切になります。

重すぎるとまともにクラブを振ることができませんし、軽すぎるとスイングがふらつき、ショットが安定しないということも起こります。

実際にスイングしてみて、自分の振れる範囲の重さで「ちょっと重いかも…?」と思えるくらいのものがおすすめです。

ライ角

ライ角も重量と同じく、自分の体型やスイングに合ったものを選ぶのが重要です。なおライ角とは、ヘッドに対するシャフトの角度のことです。

自分に合ったライ角のクラブだと、正しいスタンスでアドレスした際、ヘッドのトー側が少しだけ浮いた状態になります。

アイアンに限らず、クラブをスイングすると遠心力でトー側が少し下がる「トーダウン」という現象が起こります。適正なライ角のクラブを使用すると、スイングした際にヘッドがちょうどフラットになり、まっすぐな弾道を描くことができます。

初心者向けのアイアンとは

ここまでの内容から、初心者向けのアイアンとはどういものか、一度整理しておきましょう。

  • キャビティバックもしくは中空構造
  • ロフト角は7番アイアンで30°前後
  • ヘッド大きめ、ソール幅広め
  • 自分の体型やスイングに見合った重量とライ角

こうした点をふまえ、お気に入りのモデルを探してくださいね。

男女別!初心者向けおすすめアイアン10選

さきほど説明したポイントに注目しながら、自分に合うアイアンはどのようなものなのかチェックしていきましょう。

メンズモデル

【ヤマハ】RMX218

『ヤマハ』の人気シリーズ「リミックス」のアイアンです。直進性に優れ、安定感のあるショットを実現してくれます。

【テーラーメイド】M6 アイアン DW-ST467

生けるレジェンド、タイガー・ウッズらを擁する、『テーラーメイド』のアイアンは、高弾道・高初速を実現するテクノロジーである「スピードブリッジ」を採用し、高い飛距離性能を実現しています。安心感を感じる大ぶりなヘッドも好感触です。

【ダンロップ】スリクソン Z585 アイアン

『ダンロップ』が展開する人気ブランド「スリクソン」のアイアンです。高い飛距離性能に加え、キャビティ構造により優れた許容性も持ち合わせています。多くの人が扱いやすいと感じるモデルでしょう。

【ピン】G410 アイアン

人気ブランドである『ピン』の、2019年春に発売されたモデルです。

インパクトの瞬間のたわみと、高初速を実現させる「CORE EYE(コア・アイ)テクノロジー」を搭載し、飛距離と高さを両立、グリーン上でしっかりと止まる弾道を描きます。

【フォーティーン】HI-540 FORGED

『フォーティーン』は、高い品質に定評のある国内ブランドです。

この商品は「ミドルアイアンをやさしく、打ちやすく」をコンセプトに掲げ、一般のプレイヤーにも扱いやすいのが大きな魅力です。フォーティーンが得意な「中空構造」を採用しており、やさしく上がってピタリと止まる、実戦的なモデルに仕上がっています。

【タイトリスト】AP3

トップブランド『タイトリスト』のアイアンです。飛距離性能に優れた718シリーズのなかでも、ミスに強い許容性をも兼ね備えたモデルがこの「AP3」です。

中空構造を採用しており、高初速と高い弾道を描きやすくなっています。シャープで洗練されたデザインも魅力で、所有する喜びも感じられるでしょう。

【ブリヂストン】JGR HF1

モンスターブランド『ブリヂストン』には、プレイアビリティに優れたアイアンがあります。飛距離性能を追求したモデルで、「爆飛びフォージドアイアン」という謳い文句からも、その自信がうかがえます。

レディースモデル

【ヤマハ】inpres UD+2 LADIES IRON

『ヤマハ』が自信を持って送り出す、女性専用設計のアイアンです。ヤマハ史上、最も低い重心を実現した「スーパー重心設計」により、パワーに自信のない女性でも、楽に飛ばすことのできるクラブに仕上がりました。

【ダンロップ】ゼクシオ テン レディス アイアン

『ダンロップ』からは、とにかく扱いやすいと好評のアイアンを紹介します。芯を捉えやすく、優れた打感を実現しています。爽やかなカラーバリエーションも嬉しいポイントですね。

【プロギア】SWEEP アイアン(Ladies’)

人気ブランド『プロギア』のアイアンは、「キャビティバック構造」を採用したことにより、ボールが驚くほど上がる設計になっています。

女性の平均的なヘッドスピードから算出した、「推定飛距離」がヘッドに刻印されているため、ビギナーでも直観的に最適な番手のアイアンを選択できます。

アイアンの選び方をおさえてピッタリのものを!

ラウンドをまわるうえで、最も使用頻度が高いであろうクラブがアイアンです。そのため選び方をしっかりと理解し、自分にピッタリのモデルを見つけましょう。