社会人になると、趣味としてゴルフに興味を持ち始める人も多いでしょう。そして実際にゴルフを始めようとしたときに驚くのが、その道具の種類の多さではないでしょうか。ゴルフには、実はいろいろな道具があります。今回は、その中の1つである「ウェッジ」に注目していきます。
ウェッジとは
「ウェッジ」とは、ゴルフのクラブでありアイアンの一種です。主に100ヤード以内でのショットやグリーン周りのアプローチ、バンカーショットなどのときに使用し、またそれ以外にも、小技であるスピンをかけるときなどにも使います。
ウェッジは以下の通り、大きく3種類に分けることができます。
- SW(サウンドウェッジ)
- AW(アプローチウェッジ)
- PW(ピッチングウェッジ)
SWは飛行距離が短いため、バンカーショットのときに使用します。基本的にゴルフクラブセットには、SWとPWの2本が入っていることが多いです。なお、特に初心者のクラブセットにはAWが入ってないことがあります。
PWはアプローチショットをするために使用するもので、軌道が低く転がりやすいという特徴とともに、ウェッジの中で1番遠くまで飛ばすといわれています。
AWもPWと同様アプローチショットに使用しますが、障害物や下り傾斜での使用に向いており、PWよりも高い軌道をえがくことが特徴です。
ウェッジは9番アイアンよりロフト大きいクラブの総称でもありますが、その種類は、紹介したようにいろいろあります。では、どのようなポイントに気をつければ、自分にピッタリのウェッジを見つけられるのでしょうか。
ウェッジを選ぶときの3つのポイント
ロフト角
ロフト角はシャフトの中心線を含む垂直平面と、フェース平面の差の角度を言います。この数字によって、飛距離の長さが決まり、ロフト角が大きくなるのに反して、飛距離は短くなるといわれています。なお、最近のウェッジのロフト角は、50〜60度が主流となっています。
ロフト角の大きいものはクラブフェースでボールをクリーンにとらえることが難しいので、上級者であれば大きいものを選ぶのも良いでしょうが、初心者は小さいものを選ぶことがおすすめです。
ソールの形状
ソールの形状は大きく2つに分けられて、「幅広ソール」と「多面ソール」があります。
このソールの形は意外と重要で、多面ソールは球の高低を打ちわけたり、スピンの効き具合を調整するときに操作しやすいという特徴があります。ウェッジでいろいろな打ち方を試してみたいという上級者の方におすすめです。
一方で、打つ面が幅広くある「幅広ソール」は細かな操作性にまだ自信がない初心者が使用するのにおすすめです。
シャフト重量
実はウェッジだけに限らずクラブを選ぶときに大事なポイントとして、クラブの柄であるシャフトの重さがあります。目安としては、シャフトの重さはアイアンと同じ重さか少し重めがおすすめです。
思いっきり振れる「振りやすさ」を重視するのであれば、アイアンと同じ重さを選ぶのがよりベストでしょう。振り幅が小さくても良く「安定性」を求めるのであれば、アイアンよりも少し重い重量感があるものを選ぶことをおすすめします。
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第8位【ブリヂストン】TOUR B XW-2
また、上級者やツアーに出るプロでも問題なく使用できるウェッジでもあるので、どんなレベルの方にもおすすめできる、『ブリヂストン』の万能選手でもあります。
第7位【キャロウェイ】MACK DADDY 4 ウェッジ
また、ヘッドの部分にある4つの穴が低い位置にあることで、重心が高くなりボールを上から押さえつけるような形で打つことになるので、よりスピンがかかりやすいウェッジです。
特に初心者が簡単に使えるウェッジというわけではありませんが、練習すればするだけ腕が上がるのも特徴の1つなので、初心者のときから使用するのをおすすめしたい『キャロウェイ』のウェッジです。
第6位【テーラーメイド】ミルドグラインド ウェッジ / MILLED GRIND WEDGE
ソールの形状はウェッジを選ぶときのポイントとしても大事な部分であるので、その部分が丁寧に作られているというのはとても評価が高いです。
また、スルーボア形状を採用することで、重心位置を調整できるとともに、操作性の高さや打感も向上するので、始めたばかりの初心者だけでなく、上達しても使える使い勝手の良いタイプのウェッジです。
第5位【クリーブランド】RTX-3ウェッジ キャビティタイプ
その他にも打感も抜けも良く、キレの良いショットを打てることで定評があります。あらゆる打点からの飛距離性能は高い『クリーブランド』のウェッジであるので、打点が安定していない初心者が使用するには技術を向上させるという点においてもおすすめです。
第4位【ダンロップ】ゼクシオフォージドアイアン SW
アイアンとセットで販売されているウェッジというのは、単品のウェッジと異なり、セットになっているアイアンと一緒に使用することを考えて設計されています。そのため、重さや長さはもちろんのこと、シャフトの種類やバランスまでアイアンと同じでになっています。
ウェッジにこだわりのない初心者にとっては、アイアンセットを購入してその中のウェッジを使用するというのも、ひとつの選択肢として良いのではないでしょうか?
一般的にアイアンセットというのは上級者向けのものはなく初心者向けのもので販売されているので、初心者におすすめのウェッジです。
第3位【キャロウェイ】 SURE OUT サンドウェッジ
しかし、このSURE OUT ウェッジは、丸みのあるハイバンスソールの採用により、スクエアに構え、普通にスイングするだけで、確実に脱出に導いてくれるのです。
もちろん、芝の上でのアプローチでも活躍してくれるので、グリーン周りが苦手である初心者の方にはぜひともおすすめです。
第2位【砂王 SAND KING】 ウェッジ 70度 オリジナルカーボンシャフト
厚底ソールが滑るので芝生の薄いところからのダフリ防止はもちろん、深いバンカーでも力を発揮する、初心者にとっては力強い味方です。
また、ネック部分が細いため、バンカーでの砂や深いラフの芝の抵抗を減らしてくれて振りぬきやすいという利点もあります。そのため、初心者でも安心して使用することができますよ。
第1位【ダンロップ】 XXIO9 ゼクシオ ナイン レディス アイアン
ソール方向のチタンフェースの面積を広げることで、フェース下部の反発性能が高まり、スイートエリアが拡大したことで、オフセンターショット時の飛距離ロスを大幅に減少してくれます。
大きな飛びと方向安定性が優れていることからも、初心者の方におすすめの『ダンロップ』ウェッジです。
【上級者向け】ウェッジ人気おすすめランキングTOP8
第8位【タイトリスト】VOKEY SM6 Kグラインド
アスリートにとっては定番でもある『タイトリスト』のスタンダードなウェッジです。そのため誰が使用しても違和感なく使えるというのが特徴でもあります。
もともと、このシリーズはソールの形状が4種類あるのですが、1番ソール幅が広いKグラインドはミスを最小限に抑えてくれる働きがあります。ソールの幅が広く地面に当たる部分がある方が動きが安定することで、抜けの良さも体感することができます。
操作性とオートマチック性がバランスよく備えられているウェッジであるために、最初はツアーだけで使用されていたものが、市販でも販売されるようになりました。ぜひ、腕に自信のある上級者に使用してもらいたいもののひとつです。
第7位【フォーティーン】RM-22リバースマッスル
このウェッジは逆テーパーブレードの高重心設計がされているため、スピンがしっかりとかかるといわれていますが、振り抜きの良さもありスピン性能はさらにアップしています。
ソールもシャープに見えるのですが、リーディングエッジ側とヒール側を削ることで、上からヘッドを入れても刺さらず、フェースを開いても抜け、グリーン周りで技を効かせて使いたいという人に上級者の方におすすめです。
第6位【PING】グライドウェッジ WS
特徴としては、操作性とオートマチック性が非常にバランスよく兼ね備えられています。その他にも、ヘッドが小さめなので、深いラフはもちろんのこと、洋芝でも打つことができます。
そして、何よりも自分が腕が上がったのではないかと錯覚してしまうほど抜けのよさに定評があるので、上級者が試してみるにはおすすめの商品です。
第5位【ミズノ】T7 ウェッジ
フルショットであってもアプローチであっても、自分自身の振り幅で打ったときにどのくらいの距離で打てるかというのが、距離感をつかむうえで大切です。
そのため、ロフトが1度刻みであれば、打ちたい距離を打てるロフトが確実に見つかるので、精度を求めるようになる上級者にはおすすめです。
そして、ネックからフェースに繋がる部分にくびれがあることで、ラフでヘッドが絡みつず、ふところが広くシャンクしにくいので非常に使いやすいです。
第4位【キャロウェイ】MACK DADDY 4 CRM ウェッジ N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
スピンがよく効く分、スピンをコントロールする力も必要になってくるので、上級者におすすめウェッジです。
第3位【ブリヂストン】TOUR B XW-1 N.S.PRO MODUS3 TOUR 105/120
フェースの溝と溝の間に作られたバイティングレールミルドがしっかりとブールにくっ付くことでスピンの性能を高めてくれるので、より安定性が求められる上級者におすすめです。
第2位【本間ゴルフ】ツアーワールドTW-W
重量系アイアン用カーボンシャフトである「VIZARD IB」をウェッジ専用に作ることで、先端部分の剛性があがり、手元剛性をマイルドに仕上げることで、スピンの性能も高い仕上がりです。
フェース部分はトウ部分までブラスト仕上げで行い、アドレス時にフェースを大きく使うイメージを持てることで、ゴルファーのテクニックを引き出す効果があるので、上級者にはぜひともおすすめしたいです。
また、光線の反射を防いでくれる役割があるので、集中して打つことができますよ。
第1位【キャロウェイ】MACK DADDY FORGED 19 ウェッジ ダイナミックゴールド S200
また、これまでMACK DADDY 4にだけ採用されていた「NEW マイクロフィーチャー」も採用されたので、より高いパフォーマンスをすることができる仕様になりました。
より精度高くスピンを狙っていくことも可能になるので、上級者向けのウェッジで、ある程度腕がある人が使用することで、その効果は実感しやすいでしょう。
自分にピッタリのウェッジを手に入れてコースに出てみませんか?
ウェッジといってもその種類は様々なので、まずはたくさんの商品を手に取って、自分自身にしっくりとくるものを選んでみましょう。そして、ピッタリな新しいウェッジを手に入れたら、コースに出てどんどん打ち、ゴルフを楽しんでくださいね。