山道のアップダウンを爽快に駆け抜けていくマウンテンバイクですが、最近では通勤や通学で乗る方も増えてきています。マウンテンバイクには様々なオプションがつけられますが、今回は「泥除け」について、泥除けが必要な理由と選び方を解説し、さらにおすすめの泥除けを12種類ご紹介します。
マウンテンバイクに泥除けが必要な理由
マウンテンバイクの泥除けには、タイヤが跳ね上げた水や泥が体に飛んでくるのを防ぐ役割をします。泥除けは、「ママチャリ」と呼ばれる自転車にははじめから装備されているのが一般的です。
しかし、マウンテンバイクなどのスポーツバイクには、ついていないことが多いため、オプションとして後からつけることになります。
マウンテンバイクは、スピードを出して走ることが多く、泥除けをつけていないと泥や水をものすごい勢いで跳ね上げます。泥の跳ね上げは後輪だけでなく前輪からもあるため、泥除けなしで走ると全身汚れることになってしまうのです。
さらに、体だけではなくマウンテンバイクも汚れてしまうため、走行後のお手入れがとても大変になってしまいます。こうした汚れを防ぐため、マウンテンバイクには泥除けをつけるのをおすすめします。
マウンテンバイクの泥除けの選び方
マウンテンバイクの泥除けには、様々なタイプのものがあります。以下に泥除けの選び方を解説します。
泥除けの種類で選ぶ
マウンテンバイクに取り付ける泥除けを選ぶときは、固定する場所によって選ぶ方法があります。
フレーム固定タイプ
ダウンチューブという前輪の上のフレームのところにつける泥除けです。フレームに取り付ける場合、結束バンドやマジックテープでダウンチューブ部分に固定しますす。
面積が狭いことと、ハンドルを切るときに効果が弱まってしまうことがデメリットになりますが、マウンテンバイクの見た目を損なわずに泥除けをつけたい人にはおすすめです。
シート固定タイプ
サドルのすぐ下のシートポストに取り付けるタイプの泥除けです。このタイプの泥除けは、着脱が簡単で見た目がかっこいいことで人気があります。
また、シート固定タイプの泥除けは、後輪に沿うように取り付けることで泥除け効果がアップするため、角度調整が可能なものを選ぶと良いですよ。
サドル固定タイプ
サドルレールの下に取り付ける、または引っ掛けて取り付けるタイプの泥除けです。簡単に取り外しできるため、必要がないときは取り外しておきたい人におすすめです。
サドル固定タイプの泥除けは、面積が狭いので他のタイプの泥除けと比べると効果は弱いですが、お尻が濡れるのは防いでくれますよ。
ワンタッチタイプ
工具なしで取付可能なのが、こちらの「ワンタッチタイプ」です。普段は泥除けは必要ないですが、雨のときだけ付けたい人におすすめします。取り付け場所はシートポストやダウンチューブ部分などです。
走りの目的に合わせて選ぶ
次に、マウンテンバイクをどのような目的で使うかによって、泥除けを選ぶ方法をご紹介します。
路面状態が悪い日に乗るときは「フルカバータイプ」
「フルカバータイプ」の泥除けは、タイヤのほとんどをカバーしてくれます。マウンテンバイクで山道を本格走行したい方には、こちらのタイプの泥除けがおすすめです。
フルカバータイプの泥除けは、マウンテンバイクの色やデザインに合ったものを選べば、マウンテンバイクの外観を損なうことがありません。
通勤・通学に乗るときは「セミカバータイプ」
「セミカバータイプ」の泥除けは、タイヤの後ろ部分だけをカバーします。フルカバータイプの前部分がない形で、固定するためのダボ穴がなくても取り付けることができます。手軽に付けられますが、フルカバータイプのものよりも泥除け効果は劣ります。
マウンテンバイクの泥除けおすすめ12選!
マウンテンバイクの泥除けのタイプと選び方をご紹介しましたが、次におすすめの泥除けを12種類ご紹介します。
フレーム固定タイプでおすすめの泥除け
フレームに取り付けるタイプのマウンテンバイクにおすすめの泥除けを2種類ご紹介します。
【BBB】レインウォーリアー 24-26 [BFD-01]
オランダの総合パーツブランド『BBB』の泥除けです。このブランドの開発者は自らがサイクリストであるため、理想のサイクルアイテムを追い求めて商品開発を行なっています。
こちらの泥除けは、24インチから26インチのタイヤに対応します。デザインは工学的に考えられたもので、マウンテンバイクのシルエットをそのままに外観を崩さず装着できるところがおすすめポイントです。
フロントとリアのセットになっています。取り付けに必要なナットやボルトが付属されているため、購入したらすぐ取り付けられますよ。
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【FLINGER】SW-822-26 F MTB用PCフルフェンダー
フルタイプの泥除けで、26インチのマウンテンバイクに最適です。本体は衝撃や歪みに強いポリカーボネート製で、固定するためのV型ステーはステンレス製のため、錆に強いですね。
スタイリッシュなデザインで、カラーはバイクの色に合わせて選べるように、ブラックとシルバーの2種類があります。
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シートポスト固定でおすすめの泥除け
シートポストに固定できる泥除けは、手軽に取り付けることができることで人気があります。おすすめなのは以下の4つの泥除けです。
【CYCLE DESIGN】フェンダーデザイン ファットガード
こちらの『CYCLE DESIGN』の泥除けは、スピードを出して走行しても、泥や雨をしっかり防いでくれます。
ステアリングコラム固定で、サスペンションフォークにも対応できます。また、リアはシートポスト固定式で、40mm微調整ができるアジャスター機能付きです。
大型の泥除けなので、悪路を走るレースはもちろん、雨上がりの日の通勤・通学のときも服を汚さずに走れますよ。
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【TOPEAK】ディフェンダー XC1/XC11 29er セット
フロント部分は、フォークレッグに取り付けることができます。走行時に石などを巻き込んだ際に、ホイールの回転を邪魔しないように左のフェンダーレッグが外れるようになっています。また、リアのほうは、シートポストに取付可能です。
素材は、破損しにくい二重成型プラスチックで、裏はハイポリッシュ仕上げとなっています。汚れたときに拭き取りやすいため、お手入れが楽で良いですね。
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【GIZA PRODUCTS】SW-663FR フェンダー セット
工具なしでシートポストに固定できるタイプの泥除けです。レバー操作でワンタッチで取り付けることができ、2ヶ所のピポットで丁度良いポジションやアングルに調整することができます。
軽量でスマートなデザインのため、レースや街乗りでも違和感なく走れますよ。
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【Vélo Line】véloline 伸縮式前後フェンダー
14インチから700cと幅広く対応してくれる『Vélo Line』の泥除けです。伸縮式になっているため、天候に合わせて使い分けることができますよ。シンプルなデザインですから、どんなマウンテンバイクにもマッチして外観を損ないません。
取り付けが簡単で、リアフェンダーはシートポスト、ブリッジどちらでも取り付けることができます。
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サドル固定タイプでおすすめの泥除け
サドルに固定するタイプの泥除けは、お尻が汚れるのを防いでくれますよ。
【CYCLE DESIGN】マッドガード リアフェンダー用
幅広の構造になっているため、泥などの汚れをしっかりガードしてくれる泥除けです。サドルレールに差し込むだけで簡単に取り付けができますよ。ガード効果が高いため、悪路でも安心して走れます。
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【Zefal】シールドライト
サドルレールに取り付けるタイプのため、脱着が簡単にできます。素材はポリプロピレンでとても軽く、オフロードに最適の泥除けです。
カラーは、ブラックとブラック/ホワイトの2種類となっています。どちらもマウンテンバイクのデザインに合わせやすい色使いでおすすめですよ。
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ワンタッチタイプでおすすめの泥除け
簡単に取り付けることができ、脱着がしやすいため、天候に応じて泥除けを使いたい人におすすめなのがワンタッチタイプです。
【GIZA PRODUCTS】SW-671FR フェンダー セット
26インチ対応の『GIZA PRODUCTS』の泥除けセットです。色は、ブラックとダークグレーのツートーンで、どんな色のマウンテンバイクにも合わせやすいでしょう。
フロントもリアもワンタッチで脱着できるタイプで、リアの泥除けは角度が調整できます。シンプルなデザインで、マウンテンバイクの外観を崩すことがありません。
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【BBB】グランドプロテクト フロント [BFD-14F]
世界中で支持されている『BBB』のマウンテンバイク用の泥除けです。工学的にデザインされた形をしていて、水や泥の跳ねをしっかりガードしてくれます。
29erにも対応可能の大きさで、工具なしでワンタッチで取り付けられます。また、カラーはブラック/レッドとブラック/ブルーの2種類で、先端部分のカラーがポイントです。先端部分は柔らかく、安全性と耐久性をアップさせた素材になっています。
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【Magic one】MAGIC SAVERS CLEAR
こちらの『Magic one』の泥除けはマジックテープで接着でき、工具なしで簡単に取り付けることができます。マジックテープには滑り止め効果があり、フレームの太さに合わせて取り付けることが可能です。脱着が簡単にできるため、泥除けを雨の日にしか使わないという人におすすめです。
カラーはブラックとクリアの2色があります。フェンダー部分の素材はリサイクル素材でエコ設計になっています。
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【Zefal】RM60+ MTBリアマッドガード
後ろからの泥はねに対応したタイプで、幅広のためマウンテンバイクのタイヤに最適です。29インチのホイールまで対応し、簡単に装着できますよ。
クチコミによると取り付ける際に六角レンチが必要なため、用意して置いたほうが良さそうです。
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お気に入りの泥除けを見つけてマウンテンバイクで楽しく走ろう!
マウンテンバイクは、舗装されていない道を走ることも多いため、泥除けを取り付けて、汚れから車体と体を守るのをおすすめします。
泥除けには色々なタイプのものがあるので、自分がどのような目的でマウンテンバイクに乗るかなど、使い方に合わせて最適なものを見つけてくださいね。