「ご当地スポーツ」という言葉を耳にしたことはありますか?この度つくば市で、ご当地スポーツを無料で楽しめるイベントが開催されます。
「Tsukuba STEAM Building(つくばスチームビルディング)」とは?
このイベントは、「STEAM教育」を通してより多くの人につくばを知ってもらい、地域や地域の人と交流する人を増やそうという目的で始まりました。
STEAM教育(スティームきょういく)
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学) 等の各教科での学習を実社会での問題発見・解決にいかしていくための教科横断的な教育。 STEAMは5つの頭文字をとった造語。
そのために、コワーキングスペース「up Tsukuba」を中心に約40名が参加し、3つのご当地スポーツを生み出したのです。
ご当地スポーツ3種目を解説
会場では、「ご当地ゆるスポーツアワード2019」でグランプリを受賞したスポーツなど、全部で6種目を楽しめますが、今回はそのなかでもつくばで生まれた3種目についてご紹介します。
筑波つくばおろし
「つくばおろし」とは、冬に筑波山から吹き下ろす風を指します。
チームで行うこのスポーツは、目隠しをした人が「ロボット」役で、他のメンバーはうちわで仰ぎ(つくばおろし)、ロボットを誘導します。芝のコースにあるつくばの名産を獲得しながら進み、そのポイントを競いいます。
ペタウェイ
つくば市は、セグウェイの公道走行試験を国内で初めて実施した都市です。
「ペタウェイ」はそんなセグウェイを使ったスポーツで、セグウェイに乗った人に向かって、チームでボールを投げ当てます。ボールはペタッとくっつく特殊なもので、元素記号が書かれています。
そのくっついたボール(元素記号)を組み合わせて「分子」を作り、ポイントを争います。
研究都市である「つくば」ならではの、身体と頭脳を使う面白いスポーツですね。
ガ筋肉(ガマッスル)
つくば市の認定地域無形民俗文化財である「筑波山ガマの油売り口上」に由来するスポーツです。
VRを利用してロボットを操作し、筑波山名物である「ガマの油」を拾い集めます。
操作には「腹筋ローラー」を用いますが、腹筋ローラーの動きは車椅子が前後する動きに変えることもできるため、車椅子の人でも体験可能です。
開催概要をチェック
開催日時:2020年2月2日(日) 13〜17時(13時受付開始)
受付場所:up Tsukuba(つくば市吾妻1-10-1 つくばセンタービル1F)
- 参加費無料、入退場自由
- 授乳室あり
- 更衣室なし
- 競技参加者はイベント保険加入必須(無料)
スケジュール
13:00~ 受付開始
13:30~ 開会式(参加自由)
14:00~ 各種スポーツ体験開始
16:45~17:00 閉会式
ご当地スポーツ体験は、インターネットによる事前参加申込をした人が優先体験できますよ(定員100名)。
筑波大学では「VR運動会」を開催!無料シャトルバスを利用して両方参加しよう
「Tsukuba STEAM Building(つくばスチームビルディング)」が開催される2月2日は、VRの日に制定されています。
それを記念し、午前10時から筑波大学エンパワースタジオで「VR運動会」が開催されますよ。このイベントは「VR運動会」ともコラボしており、直通のシャトルバスが出ています。
せっかくつくばを訪れるのなら、両方楽しみたいですね。
ここでしか味わえない「ご当地スポーツ」を体験しよう
つくばのご当地スポーツは、つくばでしか楽しむことができません。新しいスポーツに挑戦してみたい人は、ぜひ参加してくださいね。
参考:PR TIMES