アームバーおすすめ10選！鍛えたい部位別のトレーニング方法もご紹介

アームバーは、手軽に上半身を鍛えることのできる便利な筋トレグッズです。しかし、形状や負荷を何キロにするかなど自分に合ったアームバーを選ばないと、思ったような効果が出ないことがあります。そこで今回は、アームバーの種類やおすすめのアームバー10選をご紹介します。

アームバーとは

アームバーとは、バネの反発する力を利用して、主に大胸筋や背筋、腕などの上半身を鍛えることのできる筋トレグッズです。形状は、棒状のものとV字型になったものの2種類あります。

アームバーの選び方

アームバーには、形状や持ち手の素材、負荷の重さなど様々な種類があります。それぞれどのような種類があるかを知り、自分に合ったアームバーを選びましょう。

形状の違いで選ぶ

アームバーには、棒状のものとV字型のものがあります。棒状のものは初心者の方におすすめの物が多く、V字型のものは負荷の対応範囲が広いのが特徴です。

バータイプ

棒状のものは、棒の中心部分がバネになっており、両端を持って折り曲げることで上半身を鍛えます。

負荷の変更はできないので、ある程度筋力が鍛えられ、使っているアームバーでの効果が薄れてきたと感じたら、買い換える必要があります。

棒状のアームバーは構造がシンプルなので、手頃な価格のものが多く、収納もしやすいです。また、テレビを見ながらなどスキマ時間に気軽にトレーニングをすることができます。そのため、今まで運動の習慣がなかった方でも続けやすく、筋トレ初心者の方にも気軽にチャレンジしやすいアームバーです。

V字タイプ

V字型になっているアームバーは、バネ式のものや油圧式のものがあります。こちらも、棒状のアームバーと同じで、両端を持って折り曲げることで上半身を鍛えます。

アームバーの種類によっては、ひとつの器具で負荷を変えることのできるものもあり、初心者の方から、本格的に筋トレをしている方まで、幅広く使うことができます。

負荷の変更ができるV字型のアームバーをひとつ持っておくと、長くトレーニングに使うことができます。そのため、筋トレが習慣になっている方にもおすすめです。

重さの違いで選ぶ

アームバーは、負荷の重さを選ぶことができます。どれくらいの負荷をかけるかによって、筋肉がどれくらい鍛えられるかが違ってくるので、自分がつけたい筋力に合わせた負荷の重さを選びましょう。

初心者におすすめの30kg

筋トレ初心者の方や、アームバーを初めて使う方におすすめなのは、負荷が30kgのものです。

はじめから強い負荷のものを使用すると、体を痛めたり続かなかったりする可能性があります。

そのため、筋肉を鍛えたいと思っている方は、まずは軽い負荷のアームバーでトレーニングを行いましょう。そして、徐々に筋力がついてきたら、重い負荷のアームバーに変えていくようにするのがおすすめです。

筋肉を鍛えるより腕を細くしたいと思っている方は、30kgの負荷のアームバーで様々なトレーニングを行うと、程よく鍛えることができます。

中級者におすすめの50kg

30kgの負荷に慣れ、さらに筋肉を鍛えたいと思っている方は、50kgにチャレンジしてみましょう。

負荷が50kgのアームバーでスムーズにトレーニングが行えるようになってくる頃には、目に見えるほど上半身に筋肉が付き、始めた頃とは違った体つきになっているはずです。

すでにある程度の筋力があり、筋トレに慣れている方や男性におすすめの負荷になります。

上級者におすすめの80kg

負荷が80kgのアームバーは、本格的に体を鍛えたい方向けになります。

80kgの負荷のアームバーで軽々トレーニングを行える方は、すでに上半身の筋肉が鍛え上げられているはずです。

さらに筋肉を鍛えたい方は80kgにチャレンジし、慣れてきたらもっと上の負荷を試してみるのもいいでしょう。

アームバーの種類によっては200kgまで負荷が調整できる器具もあります。

グリップの違いで選ぶ

トレーニングをする際に、力が入れにくかったり滑りやすかったりすると、効果的なトレーニングを行うことができません。グリップの素材にも気を配ることで、自分に合ったアームバーを選ぶことができます。

手にフィットしやすいソフトグリップ

アームバーは、器具の両端を手で持ってトレーニングを行うので、持ち手の素材にも気をつけたいところです。

持ち手がソフトグリップになっているアームバーは、クッション素材でできており、手にフィットしやすいのが特徴です。

あまり重くない負荷のアームバーを使う場合は、ソフトグリップにするとトレーニンが行いやすくおすすめです。

滑りにくく力の入りやすいゴム製

負荷の重いアームバーを使う場合は、トレーニング中に汗をかいてくるので、持ち手がゴム製のもののほうが、滑りにくく危険が少ないのでおすすめです。

持ち手の素材はトレーニングのしやすさにもつながってくるので、買う際にはきちんと確認をしましょう。

おすすめのアームバー10選

ここでは、バネ式や油圧式などいろいろなタイプのアームバーを紹介します。

【HOMEGYM】大胸筋トレーニング器具 筋トレ アームバー エキスパンダー

こちらの商品は、V字型のアームバーです。挟み込みを防ぐ安全構造になっており、持ち手には滑り止めがついています。

負荷の重さも20kgから200kgまで変えることができます。
負荷の変更も簡単で、回転メモリを回すだけです。

これなら手早くセットしトレーニングを始めることができるので、テレビを見ている間などのスキマ時間に筋トレを行うことができます。

初めてアームバーを使う方にも、アームバーを使い慣れておりさらに鍛えたい方にもおすすめの商品です。

対応負荷の範囲の広さと、バネ式のアームバーよりも高い耐久性のおかげで、買い換える頻度も少なく済むので経済的です。

【La-VIE(ラヴィ)】アームバー ゴム製グリップ

こちらの商品は、棒状のアームバーで、持ち手はゴム製でできており、力が入りやすく滑りにくくなっています。

種類は、負荷が30kgのレギュラーと、50kgのハードの2種類あります。

アームバーの両端を持ってU字に曲げるだけの動作になるので、アームバーを初めて使う方でも使いやすい、シンプルな形状になっています。

【マッスル スティック】アーム バー

こちらの商品は、棒状のアームバーになります。持ち手はPP樹脂製のグリップで滑りにくく、握りやすくなっています。

持ち手の先には安全紐がついており、万が一手からアームバーが離れてしまっても、落とす心配がありません。

負荷は、30kg、40kg、50kg、60kg、80kgと5種類あり、自分の好みの負荷を選ぶことができます。

価格も2000円から3000円ほどなので、まずはアームバーを試してみたい、という方にもおすすめの商品になります。

【falcon】マッスルプレミアム

こちらの商品は、V字型でバネ式のアームバーです。負荷も30kgから60kgまで、10kg単位で4段階に変更することができます。

30kgは、運動前のウォーミングアップに最適な負荷になっており、40kgから50kgは、筋肉に適度な負荷をかけることができます。60kgはかなり重い負荷がかかるので、筋力がどれくらいついたかを確認するのに最適です。

購入日から3ヶ月間、品質保証がついているので不具合が乗じた場合など交換してもらうことができます。

【stan】アームバー エキスパンダー

こちらの商品は、V字型でバネ式のアームバーです。器具の厚さも3.5cmと薄いので家具の隙間などどこにでも収納することができます。

対応負荷は30kg〜60kgで設定ができ、負荷の変更もピンの差し込む位置を変えるだけなので、とても簡単にできます。

落下防止用のストラップがついている、日本語の取扱説明書がついている、日本人スタッフによるアフターサービスや、メーカー保証があるなど、サービスも充実しています。

こちらの商品には、『stan』アームバーEXという商品もあり、EXになると対応負荷は30kgから180kgまで設定することができます。

【アルインコ(ALINCO)】アームバー ロング 負荷約35kg WB233LH

こちらの商品は、棒状のアームバーです。グリップは、力を入れやすくなっています。

バネの部分が覆われているので、指や髪の毛を挟んでしまう心配がなく、安心してトレーニングができます。

形状がシンプルなので、持つ位置を変えることで負荷をかける場所を変えることができます。

【IRONMAN CLUB(鉄人倶楽部)】アーム バー L KW-622 筋力 トレーニング

こちらの商品は、棒状のアームバーです。負荷が30kgと軽いので、初心者の方にも気軽に使うことができます。

バネ部分がスポンジのような材質のもので覆われているので、髪の毛や指を挟む心配がありません。

比較的曲げやすいので、様々なトレーニングをすることができます。

【My Vision】マッスルスティックGA アームバー

こちらの商品は、棒状のアームバーです。30kg〜60kgまでそれぞれ1,000円台で購入することができます。

グリップの先には手にかけることのできるロープが付いているので、落下の心配もありません。

どの負荷のものも手に入りやすい価格なので、アームバーは持っていないけど試してみたい、という方にもおすすめの商品です。

【Suprosper】 アームバー

こちらの商品は、V字型で油圧式になります。滑り止めハンドルになっているので、汗をかいても力が入りやすく、トレーニングを行いやすいです。

対応負荷は、10kg〜120kgまで対応しており、初級、中級、上級、高級と12段階に分かれているので、自分のレベルに合わせて負荷を設定することができます。

LCDカウント機能付きで、回数やカロリー、時間、累積回数を見ることができます。自分でカウントしなくても、自動でどれくらいできたか回数などをカウントしてくれるので、とても便利です。

【トリプルエス】アームバー マッスルモンスター

こちらの商品は、V字型でバネ式のアームバーです。

現役のボディビルダーがプロデュースしており、短期間で結果の出るオリジナルのマニュアルが付いてきます。

レベル4の負荷60kgは、ベンチプレスの100kgを上げる方でもきつい負荷になります。

アームバーで効果が期待できる部位

アームバーは主に上半身を鍛えることができます。特に、大胸筋、背筋、上腕二頭筋や上腕三頭筋に効果的です。ここで紹介するトレーニングを行って、理想のボディを手に入れましょう。

大胸筋

アームバーでトレーニングを行って効果の期待できる部位のひとつとして、大胸筋があります。

大胸筋を鍛えるにはベンチプレスなどが効果的ですが、ベンチプレスを自宅に置くことは難しいでしょう。

アームバーであればコンパクトな器具なので、自宅に置くことができ、気軽にトレーニングをすることが可能です。

大胸筋を鍛えるメリットは、胸板が厚くなりTシャツなどがかっこよく着こなすことができます。女性であれば、バストアップが期待できるでしょう。また、大胸筋は大きな筋肉なので代謝が上がり、日常の動作がパワーアップすることが期待できます。

背筋

アームバーでトレーニングを行うと、背筋も鍛えることができます。

背筋が弱いと姿勢が崩れやすくなり、体が疲れやすくなったり、ボディラインが崩れてしまう可能性があるので、背筋を鍛え、姿勢の改善をして、体の不調を防いでいきましょう。

また、僧帽筋を鍛えると頭をしっかりと支えることができるので、肩こりの予防になります。

背中にはたくさんの筋肉があるので、鍛えると基礎代謝がアップします。結果、痩せやすくなるという効果が期待できるので、背筋を鍛えることはおすすめです。

上腕二頭筋・上腕三頭筋

上腕二頭筋や上腕三頭筋を鍛えると、引き締まった二の腕になり、腕を立体的に見せることができます。

しかし、筋肉は使わないと硬くなってしまいます。筋肉が硬くなると血行が悪くなり、腕周りの動きが悪くなるので、肩が上がらなくなってしまう原因となります。

引き締まった腕は、男女問わず理想のボディラインを手に入れるためにとても大切です。アームバーでトレーニングをすることで、効果的に腕を引き締めることができるでしょう。

アームバーの使い方

アームバーを使った基本的なトレーニング方法をご紹介します。いきなりたくさんの回数や重い負荷を掛けてトレーニングを行うと体を痛めてしまうので、はじめは少しずつ、慣れてきたら徐々に回数を増やすようにしてください。

大胸筋に効果的なトレーニング

このトレーニングでの注意点は、アームバーを曲げようとして背中が丸くなることがあるので、背中が丸くなっていないかという点に注意しながら行うと、より効果的です。

背筋に効果的なトレーニング

このトレーニングは、アームバーを持った際に胸を張った姿勢を維持することが大切です。この姿勢を維持することにより、より効果的に背筋を鍛えることができます。

上腕二頭筋に効果的なトレーニング

上腕三頭筋を鍛える際は、アームバーを順手で持ち、胸の前で曲げたり伸ばしたりすると、上腕三頭筋を鍛えることができます。

このトレーニングを行うときも、背中が丸くならないよう姿勢に気をつけて行うと、より効果的です。

紹介したトレーニングはどれも、アームバーを曲げるときの腕の伸ばし方を変化させることで、筋肉への負荷のかかり方が変わってきます。腕を真っ直ぐに伸ばすのが難しい場合は、少し曲げた状態から始めるといいでしょう。筋力がつきトレーニングに慣れてきたら、腕を徐々に伸ばしていくのがおすすめです。

アームバーで気軽に自宅筋トレをしよう

アームバーがあれば、自宅で気軽に上半身を鍛えることができます。リモートワーク中の休憩時間やテレビを見ながらなど、スキマ時間に行うことができるので、習慣にもなりやすく、気づいたときには理想のボディを手に入れているはずです。

筋トレグッズのなかでもリーズナブルな価格な物が多いので、筋トレ初心者の方でも始めやすいでしょう。

ただし、自分に合ったアームバーを選ばないと、思ったように効果が出ない可能性もあるので、どれくらいの負荷が必要なのか、棒状がいいのかV字型がいいのか、グリップの素材など、自分に合ったものをしっかりと選ぶ必要があります。

自分にピッタリのアームバーで、快適な自宅筋トレを行ってください。