トレックのマウンテンバイクおすすめ12選!通勤にもサイクリングにも大活躍

トレックのマウンテンバイクおすすめ12選!通勤にもサイクリングにも大活躍

マウンテンバイクは路面の状況を選ばないで走ることができるバイクです。最近はデザインの良さで、通勤や通学にマウンテンバイクを選ぶ人もいるほど人気が出てきています。今回の記事では、人気のバイクメーカー『トレック』のマウンテンバイクの選び方とおすすめのバイクをご紹介します。

【トレック】マウンテンバイクの選び方

トレック マウンテンバイクの選び方

マウンテンバイクとは、山道を走るのを得意とし、荒野や急な坂の登り下りをするための太いタイヤと頑丈なフレームが特徴の自転車です。また、どんな道でもバランスを取りやすいように、ハンドルには一文字型が採用されることが多いのも特徴のひとつと言えます。

『トレック』は、様々な性能を搭載したマウンテンバイクを揃えているメーカーです。まずは、マウンテンバイクを選び方のポイントを以下に解説します。

走りの目的に合わせて選ぶ

マウンテンバイクの選び方には、どのような場所で乗るかによって選ぶ方法があります。

アップダウンを得意とする「クロスカントリーバイク」

「クロスカントリーバイク」はアップダウンを得意として、急な上り坂や下り坂がある長距離コースに特化したバイクです。

クロスカントリーの競技では、コースの中にバイクを漕ぐことができない坂があった場合、バイクを担いで登らなければなりません。そのため、特に「軽量」重点が置かれていて、フレームにアルミやカーボンが採用されることが多いです。

どんな道でも走れる「トレイルバイク」

「トレイル」とは、山の小道や森林・原野などの踏み分け道のことです。そして、このような未舗装路を走るためのバイクを「トレイルバイク」と呼びます。このタイプのバイクは登り坂や下り坂など、どんな道にも対応し、耐えられる性能があります。

長距離ライドにおすすめの「エンデューロバイク」

「トレイルバイク」を基本にした「エンデューロバイク」は、下り坂に強くて長距離の走行に特化しているバイクです。車体は軽量で、耐久性とスピードを求められるレースに対応できます。

下りに特化した「ダウンヒルバイク」

「ダウンヒルバイク」は、急斜面を全速力で下る競技に合わせ、衝撃を吸収して安全に走ることができるバイクです。高い場所からジャンプすることもある競技性なので、強度が高いです。坂を下るときに操作しやすいよう、ハンドルは幅が広めで高い位置についているという特徴があります。

フレームの形状で選ぶ

『トレック』のマウンテンバイクには、3種類のフレームの形状があります。マウンテンバイクを選ぶときは、このフレームの形状で選ぶのもひとつの手です。

『トレック』のマウンテンバイクは、フレームの素材などによって価格は幅広く、初心者から上級者まで満足できるものが揃っていますよ。

街からクロスカントリーまで幅広く使われる「ハードテイル」

「ハードテイル」は、走行中に路面から受ける衝撃や振動を吸収する「サスペンション」がフロントフォークについているタイプのバイクです。

「ハードテイル」タイプのバイクは、街乗りからクロスカントリー、トレイルライドまで様々なシーンで使われていますよ。

ダウンヒルやゲレンデコースに適した「フルサスペンション」

「フルサスペンション」は、前側についているサスペンションがフレームの中心にも搭載されています。ダウンヒルやトレイルライドなどで使われることを想定しているタイプで、山道でも平地と同じような乗り心地です。

中級のグレードをベースにしたバイクに搭載されていることが多く、価格帯は20万円以上になります。

軽量でシンプルな設計の「フルリジット」

サスペンションを搭載していないのが「フルリジット」です。そのため、軽量でシンプルな形状になっています。

未舗装路を走るときは、振動や衝撃をタイヤのクッション性で吸収してくれるタイプです。下り坂は全身を左右に振ってクリアしていくバイクなのでテクニックが必要ですが、制覇したときに達成感が味わえますよ。

フレームの素材で選ぶ

マウンテンバイクのフレームには、いくつかの種類があります。この素材に注目して選ぶと良いでしょう。

耐久性に優れた「クロモリ」

「クロモリ」とは、スチールとクロム、モリブデンを配合した合金のことです。耐久性と剛性に優れていて、柔軟性もあります。

クロモリのフレームのデメリットとしては、アルミやカーボンと比較すると重くなり、主な材料がスチールなので錆びやすいという点です。一方、適度にしなることで加速しやすいところやしなやかな乗り心地は、クロモリのおすすめポイントと言えます。

軽くて錆びにくい「アルミ」

一般的なママチャリと呼ばれる自転車のフレームは「スチール」素材ですが、「アルミ」のフレームは、このスチールに比べて軽く強度がある素材です。また、先に紹介したクロモリよりも軽量で錆びにくい特徴があります。

アルミは、マウンテンバイクのフレーム素材としては軽くてリーズナブルなので、初心者の人にもおすすめですよ。

性能に優れた「チタン」

「チタン」とは、メガネのフレームやゴルフクラブ、航空機の部品や医療器具などに使われている素材です。軽くて剛性に優れている一方、加工しにくいためにチタン素材のフレームを使ったバイクは価格が高くなってしまいます。

高価になりがちなチタンですが、チタンフレームのバイクは錆びにくくて軽量で耐久性が高いというメリットがあります。普通に乗っていれば10年以上もつといわれていて、手入れしながら一生乗り続ける人もいるほど丈夫な素材ですよ。

軽量でカスタム用に人気の「カーボン」

「カーボン」の最大の特徴は、軽さです。山道のレースなどでは、バイクで登ることができない坂があるとき、バイクを担いで登ることがあります。そのため、バイクが少しでも軽い方が楽で有利です。

また、カーボンは軽いだけでなく、衝撃吸収に優れている面でも優秀な素材です。舗装されていない路面走行の振動に強いため、ライダーの疲労を軽減してくれますよ。

デメリットとしては、他の素材に比べると値段が高くなるところです。そして、1点に衝撃が集中すると壊れやすいという点も気になるところです。

ディスクブレーキで選ぶ

「ディスクブレーキ」とは、車輪と一緒に回るローターを両側からパッドで挟んで摩擦を起こし、速度を調整したり止めたりするブレーキのことです。

街を走る一般的なバイクに使われている車輪を左右から挟んでブレーキをかける「Vブレーキ」と比べると、制動性が高いという特徴があります。

『トレック』のマウンテンバイクには、2種類のディスクブレーキがあります。以下にご紹介します。

ワイヤー式ディスクブレーキ

機械式のパッドをワイヤーで動かしてローターを挟むタイプのブレーキを「ワイヤー式ディスクブレーキ」と言います。緩やかにブレーキをかけられるため、ブレーキの効き方をコントロールできるというメリットがあります。

油圧式ディスクブレーキ

ワイヤーでパッドを動かすワイヤー式に対して、オイルを押し出して機械でパッドを動かすタイプを「油圧式ディスクブレーキ」と言います。メンテナンスが楽でブレーキの効きが良いのは、こちらのほうです。

【トレック】マウンテンバイクおすすめ12選!

『トレック』のマウンテンバイクをタイプ別にご紹介します。

初心者向けのマウンテンバイク

『トレック』のマウンテンバイクは、初心者の人でも手に入れやすい価格帯のモデルが揃っています。はじめはフレームをベースにして、少しずつカスタムしていくのがおすすめですよ。

X-Caliber 9

X-Caliber 9

出典:TREK

X-Caliberは初心者におすすめのシリーズですが、そのなかでも最上級のモデルが「X-Caliber 9」です。レース仕様のバイクで、カスタムせずにレースに出ることができるほどの充実した装備が嬉しい1台になっています。

機敏に動けるため、初心者ではなくてもレースで満足できるでしょう。

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Roscoe 7

Roscoe 7

出典:TREK

これからトレイルライドを始める人だけではなく、上級者にもおすすめの1台です。27.5+ホイールとなめらかに動くサスペンションフォークなどによって、安定性が優れています。

Roscoe 7」は、初心者から上級者まで幅広いレベルのライダーが楽しめるよう、扱いやすいものになっています。

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Marlin 7

Marlin 7

出典:TREK

この1台は、上位モデルの「Procaliber」に見た目が似ていて、本格的なオフロードが楽しめるモデルです。サスペンションが路面の衝撃を吸収し、平地で加速するときや坂道の立ち漕ぎがしやすいように、サスペンションのストローク量を抑えるロックアウト機能を採用しています。

27段変速のギアのおかげで、平坦な街中やアップダウンがある山道などの様々なシーンに対応できます。高機能なうえにリーズナブルなため、通勤・通学にもおすすめですよ。

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トレイルバイク

山道などのオフロードをマウンテンバイクで走るのを「トレイルライド」と言います。森や山の中の舗装されていないアップダウンのコースを走ることで、自然を直に感じられる人気のアクティビティです。

Slash 8 29

Slash 8 29

出典:TREK

このバイクは、フレーム素材にアルミを採用し、丈夫なサスペンションなど、コストパフォマンスに優れたパーツを使用することで『トレック』のほかの自転車と比べると価格を抑えた1台になっています。

29erホイールを装着しているため、難しい障害物をなんなく飛び越えられますよ。また、トレイルライドやエンデューロレースにも出られる高性能のバイクですから、色々なレースに挑戦してみたいライダーにおすすめです。

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Fuel EX 5

Fuel EX 5

出典:TREK

こちらのバイクは、入門用のトレイルバイクです。優れた万能性があり、フルサスペンションで様々な乗り方がしたい方へおすすめしたい1台になっています。

上位モデルと同じアルミフレームを採用し、RockShox サスペンションやShimano 10速ドライブトレイン、ドロッパーポストを搭載しているにも関わらず、低価格であるところも魅力のひとつです。

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クロスカントリーマウンテンバイク

『トレック』のクロスカントリーバイクは、過酷なレースに対応できるバイクです。以下に、スマートで軽量に作られていてるおすすめのモデルをご紹介します。

Supercaliber 9.8

Supercaliber 9.8

出典:TREK

ワールドカップで入賞できるように開発されたバイクです。コース上をなめらかに走れるよう、軽量なFox Performance 32 Step-Cast フォークとトレック独自のIsoStrut インテグレーテッドショックを採用しています。

また、過酷なレースで縦方向の振動をしっかり吸収し、ライダーの疲労を軽減させるデザインです。体力の消費を最小限に抑え、操作のしすやさを可能にしている点も特徴のひとつですよ。

過酷なコースでも快適に走ることができるため、レースで勝ちたい人やプロと同じ性能のバイクに乗りたい人におすすめです。

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Top Fuel 8

Top Fuel 8

出典:TREK

こちらのバイクは、過酷な耐久レースや荒れたトレイルなどにも耐えられる作りになっています。1台でどんな状況のコースでも走ることができるバイクが欲しい人におすすめです。

『トレック』独自のインテグレーテッドショック「IsoStrut」などを搭載している高性能なバイクです。

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X-Caliber 8

X-Caliber 8

出典:TREK

こちらのバイクは、フレームにアルファアルミニウム「ゴールド」シリーズを使って、フレーム部位により厚みを変える工夫がされています。負担がかかる部分は厚く、負担がかからない部分は薄くすることで、軽量で強度と剛性を高めることに成功しているのです。

また、すべてのケーブルをフレーム内装にすることで、ワイヤーをサビから守り、見た目もスマートになりました。フロントサスペンションはエアサスペンションになっているため、乗る人の体重に合わせてサスペンションが浮き沈みするようになっています。

カラーはブラックとブルーの2種類で、どちらもベーシックな落ち着いた色で街中にもマッチする色使いですよ。

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ハードテイルマウンテンバイク

「ハードテイルマウンテンバイク」は、シンプルなパーツでできているバイクです。ハードテイルは、短距離コースを走る4Xという競技やダートジャンプなどの競技に使われます。

4Xもダートジャンプも座って漕ぐことがないため、ハードテイルマウンテンバイクは小回りが利いて短いフレームが特徴となります。

Procaliber 9.6

Procaliber 9.6

出典:TREK

トレイルの振動を吸収して和らげる軽量なカーボンハードテールを採用したバイクです。こちらのバイクは、IsoSpeed搭載のカーボンクロスカントリーバイクで高性能なものになっています。

ワイヤーを内蔵することでケーブルを泥などから保護し、スッキリした見た目にしています。また、ホイールサイズを自分の身長に合わせて選ぶことができ、レベルに合わせてアップグレードしていくことも可能です。

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X-Caliber 7

X-Caliber 7

出典:TREK

軽くて丈夫なアルミフレームを搭載し、オフロードから街乗りまで幅広く対応してくれる本格的なマウンテンバイクです。

2020モデルは、フレームの設計は変えずにワイヤーを内装式へと変更し見た目をシンプルにしています。フロントサスペンションはエアサスペンションを搭載しているため、乗る人の体重に合わせた乗り方ができます。

搭載されているディスクブレーキは、雨の日でも制動力が高く安全です。柔らかいブレーキタッチですから、ブレーキを使う頻度が多くても手が疲れにくいですよ。

これからクロスカントリーライドやレースを始めたいと考えている方におすすめですが、技術が上達してからも物足りなさを感じることがありません。

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フルサスペンションマウンテンバイク

山道などの凸凹道を走りやすくするために、サスペンションを前後につけたタイプが「フルサスペンションマウンテンバイク」です。

Top Fuel 9.8

Top Fuel 9.8

出典:TREK

トレイルバイクとXCバイクの両方の良いところを組み合わせた高性能な1台がこのバイクです。そのため、長距離のレースや困難なトレイス、XCレースなど様々なシーンに対応できるよう、カーボンフレームを採用して超軽量になっています。

長距離での走行、また耐久レースを得意とし、さらに過酷なエンデュランスレースにも対応できるように作られています。

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Remedy 8 27.5

Remedy 8 27.5

出典:TREK

Remedy」のなかでは最上級グレードのモデルです。軽量で丈夫なアルミフレームと、高性能な前後のサスペンション、27.5インチホイールでトレイルライドを走り抜きます。

難しいトレイルをジャンプしながら走るのなら、丈夫なアルミホイールのこの1台がおすすめですよ。

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トレックのマウンテンバイクで新しい世界を切り開こう!

『トレック』のマウンテンバイクを12種類ご紹介しました。それぞれ優れた特徴があり、どれも魅力的な1台になっています。

マウンテンバイクはアップダウンがある山道の中では、自然を感じながら楽しむことができます。また最近では、スタイリッシュなデザインから通勤や通学に利用する人も増えてきている大注目のバイクです。

『トレック』のマウンテンバイクで様々な経験をして、新しい世界を切り開いていきましょう。