ランニングをするときに必要なのは、しっかりとした水分補給です。走りながらの水分補給はランニング専用の給水ボトルがとても便利で、それなりの距離を走る予定なら携帯しながら走ることをおすすめします。さまざまな給水ボトルがありますので、どのようなものを選べばいいのか、また、おすすめの給水ボトルをご紹介します。
ランニング中に給水は必要不可欠!
季節を問わず、ランニング中の水分補給は重要です。夏場は汗をかきやすく、のども乾くので水分補給を意識しやすいですが、冬場もゆっくりと汗をかいていて、さらには乾燥によって水分が奪われやすくなっているのをご存知ですか?
人間の体内の60%は水分でできているという話は聞いたことがあるかもしれませんが、水分には体温調整や二酸化炭素の運搬など重要な役割があります。そのため水分が不足するだけで生理的な機能が低下し、ランニングのパフォーマンスもガクンと落ちてしまうのです。
のどが渇いたと感じた時点で既にに脱水が始まっている状態ですので、ランニング前、ランニング中、ランニング後それぞれで計画的な水分補給が重要となってきます。ランニング中は継続して汗をかき続けますので、走る距離や時間に合わせて、しっかりと水分補給をしていきましょう。そうすることで、質の高いランニングを行なうことができます。
ランニング用給水ボトルの選び方は?
ランニングはいわばブームとなっているので、最近は給水ボトルも多くの種類が発売されています。どのような走り方をするのかによって選ぶ基準が異なりますので、実際に給水ボトルの選び方を見てみましょう。
走る距離に合わせて容量を選ぶ
走っている間は汗をかき続けますので、失った水分を補給し続ける必要があります。そのため走る距離が長い、または走る時間が長い方はそれだけ容量も大きくしなければいけません。
必要な水分は汗のかき方などで個人差はありますが、5kmごとに100mlほど給水するのが理想的といわれていますので、これを目安に選ぶと良いでしょう。
しかし、走る前後にも水分補給をしたいので、余裕をもって350mlくらいがおすすめです。長距離を走る場合はさらに容量が必要ですが、あまりに大きすぎる容量ですとランニング時に重たくなって、フォームを乱しますし疲労感も増えます。
必要以上のサイズにならないよう、適度なものを見極める必要があります。
携帯のしやすさで選ぶ
ランニング時は身軽な方が走りやすいのは当然です。そのため、給水ボトルサイズ感は重要ですし、携帯のしやすさも気にかけましょう。水分が減るたびにコンパクトにたためるものや、圧縮されていくものは終盤に近付くほど携帯がしやすく便利です。
手のフィット感で選ぶ
走りながら水分補給をするのは、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。揺れや振動がある中でボトルをつかもうとすると、思うように口へ運べなかったり、手から滑らせて落してしまうこともあります。
そうならないためには手にフィットする形状を選ぶ必要があり、ポイントは凹凸があるものを選ぶことです。凹凸に手が引っかかるので持ちやすくなり、さらにゴム製だと滑りにくいでしょう。また、ボトルの直径も手の大きさに合わせることで、さらに持ちやすさが向上します。
飲みやすさで選ぶ
手でしっかりとつかめるボトルでも、飲み口が悪いと一気に飲みにくいボトルとなってしまいます。そのため、蓋の開け閉めがあるペットボトルはランニングに集中できないため好まれず、ランニング専用の吸水ボトルがおすすめです。
キャップを引き上げるタイプのものは口で噛むだけの動きで吸水ができ、余計な動きを最小限にすることができます。
また、飲み口が大きいと揺れによって水分がこぼれてしまうおそれもありますが、ストロー付きのものなどは吸引だけで済むので人気が高くなっています。飲み方も個人の好みが強いので、1番ストレスのないものを選ぶと良いでしょう。
ランニング用給水ボトルおすすめTOP10!
第10位 【ダイソー】スクイズボトル
ランニング用の給水ボトルを購入するなら、専門店などでないと購入できないと思うかもしれませんが、実は100円均一でも販売されています。『ダイソー』のスクイズボトルは650ml入る容量で、飲み口は口元引き上げて簡単に飲むことができます。
持ち手も凹凸がついているので滑りにくく、100円とは思えないクオリティの高さです。耐久性の面などでは少し不安が残るものの、ランニング初心者や、お試しで使用してみたいと思っている方にはおすすめしたい商品となっています。
第9位 【THE NORTH FACE】ランニングソフトボトル500500
みなさんは“BPA”という化学物質をご存知でしょうか?BPAはプラスチックの原料に含まれている物質でしたが、人体に及ぼす悪影響が懸念され、近年アメリカではBPAを含んでいないプラスチック製品が注目を集めていて、『BOTTLED JOY』が発売しているこちら商品もそのひとつです
無臭で無害を売りにしているので口に直接触れても安心でき、子供にも使用させたい商品です。耐熱温度は-10℃~90℃まであり、熱湯消毒をして殺菌も可能なため、衛生的に使用することも可能となっています。気密性にも優れていますので、ランニング時の揺れでこぼれる心配もありません。
楽天市場
Yahoo!ショッピング
第8位 【ミューラー】ウォーターボトル NEW
スポーツケア用品を販売するトップメーカーである『ミューラー』からは、ストロー付きの給水ボトルをご紹介いたします。飲み口をストローにすることで自由度が高くなり、口元まで運ぶ動作を短縮できるメリットは、長距離になればなるほど実感するでしょう。
逆さにしても水がこぼれないように設計され、手でボトルを押すことで中身を出せるため、ランニング中にこぼしてしまうトラブルをかなり軽減できます。
飲み口のストロー部分は使用するたびに劣化していくので消耗品として扱い、ストローだけが単品で売られているため、適度なタイミングで交換することも可能で衛生的と言えるでしょう。
カラーもホワイト、レッド、ブラックから選ぶことが可能です。
第7位 【AONIJIE】折りたたみウォーターボトル
プラスチックの素材のなかでも最近人気があるのが“TPU”というもので、正式には“熱可塑性ポリウレタン”という表記になります。これはプラスチックなのに柔らかく弾力性があり、非常にシリコンに似ている素材です。
しかしシリコンより硬く丈夫で、ホコリなどもつきにくく、シリコンのメリットを得てデメリットが排除されたというような画期的な素材なのです。
そのTPUが100%使用されたこちらの給水ボトルは、水分が入っているときには直立することが可能で、なくなった分に関しては折りたたむことができるようになっているので、持ち運びに大変便利です。
空になればかなりコンパクトになるため、ランニング時に最適な給水ボトルでしょう。
第6位 【SALOMON】 SOFT FLASK SPEED 500ML/16OZ
迅速な給水を目的とした『SALOMON』の給水ボトルは、細長いボトルに500mLの容量が入るので、少し長いランニングにも重宝します。飲み口は1/4回転で開閉が可能なため、無駄な動きが少なく給水でき、1分1秒のタイムを競いたいときにも活躍してくれるでしょう。
従来のデザインより底と肩の部分の強度が増しているので、ランニング中の摩擦にも強く安心して走ることができます。さらに、飲み口のない蓋が付属しているため、持ち運び時にはしっかりと中身が漏れない対策も可能です。
第5位 【大作商事】ドリンクミスト
『大作商事』が発売している給水ボトルはちょっと変わっていて、そのネーミングの通り給水することもできれば、ミストとして使用することもできるのです。
ボトルに水を入れておけば、のどが渇いたときには水を飲み、レバーの操作だけで中の水をミストとして噴射することもでき、炎天下などで水を浴びたいときには最適な給水ボトルとなっています。
画期的な商品ですので、ランニング時だけでなく、真夏のレジャーやイベントなどでも大活躍すること間違いなしですね。さらに、水の投入口が広めに設計されているので、氷を入れて中身をキンキンに冷やしておくこともでき、使用用途が幅広いのが特徴的な商品となっています。
第4位 【シンプルハイドレーション】ウォーターボトル(350ml)+取替用カラーキャップ
見た目の個性が印象的な『シンプルハイドレーション』のウォーターボトルは、フック型にすることで体にフィットし、今までにない一体感を感じながら走ることができます。
手に持ちやすいのはもちろん、ウエストベルトやランニングパンツに引っ掛けられますし、容量も350mlと軽量となっているのでランニングの邪魔にはなりません。
専用のキャップがついているので、使用しないときはしっかりと密閉して持ち運ベテ、漏れを気にする心配もなく、そのカラーのバリエーションも豊富なので自分だけの個性を楽しむことができます。
第3位 【モンベル】キャメルバック ボトルエディプラス 0.6L
出典:モンベル
登山用具やアウトドアグッズの会社として始まった『モンベル』の製品は、信頼が高く多くの方が愛用している商品が多数あります。そのなかのひとつにキャメルバック ボトルエディプラスがあり、太いストローが特徴的な給水ボトルです。
飲み物が吸いやすいのでストレスが少なく、飲み方も口で引っ張るだけの簡単設計なので、走るスピードをキープして前を向いたまま飲むことが可能です。こちらの商品もBPAがフリーとなっていますので、安全性が高いのも嬉しいですね。
第2位 【NIKE】ビッグマウス スポーツ ドリンクボトル (650ml)
カラーバリエーションが豊富な『NIKE』の給水ボトルは、ビビットなカラーもそろえられているのでおしゃれアイテムとしても使用でき、脇方からも絶大な人気を得ています。
見た目のサイズ感の割には650mlとたっぷり入る容量も魅力で、長距離をランニングするときの相棒にも最適ですよ。スクリューキャップで開けやすく、また注ぎ口が広いので粉末を溶かしやすかったり、氷を入れるのも最適です。
第1位 【ウェルビー】シェイクハンズ
『ウェルビー』はプラスチック製品を販売する日本の会社で、こちらのシェイクハンズも安心の日本製となっています。
そのため海外製品にありがちな独特に臭いなどもなく、安心して使用できるのが嬉しいポイントですね。また形状にも特徴があり、ウエストなどに引っ掛けることが可能でランニングを邪魔しません。
持ち手も適度な柔らかさがあるので握りやすく、日本人独特の細やかさ差を感じます。飲み口はパッキンがないにも関わらず水漏れの心配がないので、持ち運びも便利ですよ。ランニングやレース、登山にまで対応した幅広い使用を想定して作られているので、応用力が高い商品となっています。
ランニング中にボトルが揺れる問題にはポーチを活用
給水ボトルを使用とするときに問題となるのが、どのようにして持ち運ぶかです。ご
紹介した商品のなかにはベルトなどにさせるタイプもありますが、揺れが気になって走りに集中できないという問題も起こり得ます。そんなときに活用してほしいのが“ランニング用ポーチ”です。
ランニング用ポーチとは?
ランニングポーチは通常のウエストポーチなどと似ていますが、ランニング時専用に設計されているので、より走りやすくなるよう軽量化され、速乾性があり、身体にフィットしやすいものが多くなっています。
そこに給水ボトルを入れて持ち運べば、揺れを最小限にできますし、落としてしまうような心配を減らすことができます。さらにスマホや小銭入れなど小物も一緒に持ち運べるので、大変便利です。
どんなランニング用ポーチがいいの?
ランニングポーチを選ぶポイントは、持ち運ぶ量に合わせてサイズを選ぶことです。大きくなるほど揺れも比例しますので、最低限のサイズを選ぶようにしましょう。そのため、給水ボトルのサイズを選んでからランニングポーチを選んだ方が、失敗が少なくなりますよ。
また、ランニング時に摩擦が起きるとポーチも衣類も劣化をしますし、皮膚にも影響が出てしまうかもしれませんので、ぴったりとフィットできるよう、長さの調節ができるものが良いでしょう。
さらに、メッシュ素材や撥水加工がされているものを選ぶことで、汗や雨、ドリンクをこぼしてしまったとしても気にする必要がないのでおすすめです。
ランニング用給水ボトルを上手に活用しよう!
ランナーには欠かせない給水を助けてくれるアイテムとして、給水ボトルがあります。ペットボトルなど有り合わせのもので間に合わせることもできなくはないですが、ランニングの質を上げ、さらにはモチベーションを上げるためにも、専用のアイテムを使用することをおすすめします。
今回ご紹介したどの商品も試行錯誤を繰り返して、「より使用しやすいものへ」という信念が感じられるものばかりですので、ぜひ参考にしてお気に入りをみつけてみてください。