テニスガットおすすめランキング15選!ポリ・ナイロンなど選び方の基本も覚えよう

テニスを楽しむうえで欠かせないのが、道具のメンテナンスです。特に、唯一ボールに直接触れるガットは、道具の中でも消耗が激しく、定期的に交換が必要になってきます。

ガットが切れてしまえばもちろん交換が必要ですし、見た目に大きな変化がなくとも確実に劣化は進んでおり、徐々に飛びやコントロール性は失われていきます。

もっとテニスを楽しむために、ガットにもこだわってみましょう。

テニスガットの選び方の基本

ガットを張り替えようと思いテニスショップへ足を運んだものの、たくさんのガットが並んでいてどれにすればいいのかわからないというのは、テニスを楽しむ人誰もがする経験なのではないでしょうか。

いざテニスショップへ行ったときに戸惑わないよう、あらかじめガット選びの基本を学んでおきましょう。

テニスラケット

基本は3タイプ

テニス用のガットは大きく3タイプに分けることができます。

それぞれに長所・短所があるので、自分のプレースタイルや、使用の頻度などに合うものはどれか、目星をつけておきましょう。

数えきれないほどの商品の中から、自分に合ったものを見つけるひとつの目安になりますよ。

ナチュラルストリング

ナチュラルストリングはその名の通り、天然素材を使用して作られたものを言います。古くは羊の腸が使われていましたが、近年では牛の腸を使って製造されています。

ナチュラルストリングの最大の特長は、なんといっても使用感の良さにあります。その打感に取り憑かれて、一度使うと他の物は考えられない、という人もいるほどです。

また、コントロール性能やスピン性能など、どの性能をとっても非常に優秀で、そのパフォーマンスは抜群です。

ただひとつデメリットをあげるとすれば、高価であることでしょう。天然素材である牛の腸は、人工素材に比べて加工に手間もコストもかかってしまいます。

しかし、それでも多くのプレーヤーも魅了しているため、テニスを楽しむ人であれば、ぜひ一度は使ってみてほしいガットです。

ポリエステルストリング

近年、プロ選手の中でシェアが伸びてきている素材です。それに伴い、一般プレーヤーの中で
も人気が高まりつつあります。

ポリエステルは切れにくいことが一番の特徴です。そのため、早いペースでガットが切れてしまうパワーヒッターに特におすすめします。

また、耐水性にも優れているため、屋外でプレーする機会の多い人にとっては、突然の雨でも心配が少ないというのも嬉しいポイントでしょう。

しかし、切れづらいということは、素材そのものが固く、伸縮性があまりないとも言えます。

他のナチュラルやナイロンといった素材よりも反発が得られないので、飛びが悪いことがデメリットとしてあげられるでしょう。

つまり、先ほどパワーヒッターにおすすめと言いましたが、裏を返せば使いこなすのにパワーが必要とも言えます。パワーに自信のない小柄な人や女性には、やや扱いの難しい部類に入るでしょう。

ナイロンストリング

ガット選びに悩んだとき、とりあえず選んでおけば間違いない素材です。ナチュラルほどではありませんが、伸縮性に富み、優れた打感とコントロール性能を発揮してくれます。

また、人工素材のため、価格も手ごろな商品が多いのもありがたいポイントではないでしょうか。

人工素材ということで、たびたび思い違いをしている人がいますが、ナイロンは実は水に弱い素材です。

雨天の中で使用すると水を吸い、ガット全体に伸びてしまうので、扱いには少し注意が必要です。

ガットの太さも要チェック

ガット選びの際、モデル選びと同じくらい重要なのがゲージ(太さ)です。数字にすると0.05mmという僅かなものですが、使用感は大きく変わってきます。

自分にピッタリのガットを見つけるため、ゲージにもこだわってみましょう。

ポリ→1.25mm、それ以外→1.3mmが標準

では、標準的なゲージはどれくらいなのでしょうか。考え方によって若干の差はありますが、ポリエステルの場合は1.25mm、それ以外は1.3mmが基準と言われています。

まだ自分の好みがわからないという人は、この太さを一度体感して、そこから徐々に色々なゲージを試し、自分の好みを見つけていくといいでしょう。

細いストリングの特徴

基準より細いストリングの特徴として、ホールド感が高いということが挙げられます。細いストリングほどボールに食い込み、ボールを掴む感覚が得られるのは、想像するとなんとなく理解しやすいのではないでしょうか。

しかし、細くなればなるほど耐久性は低くなっていきます。細いゲージに変更した途端、ガットが切れやすくなったという場合は、一段階太いゲージに戻してみてもいいかもしれません。

太いストリングの特徴

太めのゲージの場合はその反対で、打感はガシッとした感触になっていきます。また、たわみ
が少なくなっていきますので、ボールコントロールもしやすくなってきます

ゲージに関してはプレースタイルや体型、本人の感覚によるところが大きいので、一概にどれが良いということは言えません。色々なものを試し、自分が良いと思うものを使うようにしましょう。

テニスガット選びと同じくらい大切なのはセッティング!ポイントは2つ

テニスラケットのガット

テンション(張りの強さ)はどれくらい?

ガットの交換をお店で頼むと「テンションはどうします?」「何ポンドで張りますか?」と必ず聞かれます。

このガットを張るテンションはとても重要です。なかにはガット選びよりよほど重要、とまで言う人もいるくらいです。

50ポンドを基準に、プラスマイナス10ポンド程度の間で調整をしていきます。ゆるすぎてもコントロール不能になる可能性がありますし、張り過ぎても打感が固くなり怪我のリスクが高くなります。

また、ラケットとの組み合わせも考慮する必要があるため、信頼のおけるショップスタッフの人と相談しながら、総合的に考えて決定していきましょう。

張り替えの頻度はどのくらい?

ガットが切れたときに交換しない人はいないでしょう。反対に、切れるまで使っている、という一般プレーヤーは意外と多いのではないでしょうか。

一見、まだまだ使えそうに見えるガットでも、時間の経過とともに徐々に劣化してしまいます。劣化は少しずつ進むので、プレーヤー自身も劣化した状態のガットに慣れてきます。

交換してみて、「新品だとこんなに感触が違うのか!」と驚くことも少なくありません。適当なタイミングで交換を行うのがマストです。

プレースタイルや、プレーの頻度、テンションなどセッティングにもよるので一概には言えませんが、ナイロン素材だと3〜6ヶ月、ポリエステル素材だと1年程度、ナチュラルだと半年〜1年ほどが目安です。

しかし、その期間の範囲外でも交換が必要な場合があるため、少しでもボールの飛びが悪くなった、打球感が硬くなった、打球音が鈍くなったなどの、違和感を感じるようであれば交換を検討しましょう。

タイプ別!テニスガットおすすめランキング15選

ここからはナチュラル、ポリエステル、ナイロン、それぞれの素材ごとにおすすめのモデルをランキング形式で紹介していきます。

ナチュラルストリング系トップ5!

3タイプのなかでも素材そのものの特性が一番優れているのが、ナチュラルストリングです。

全商品、素晴らしい品質のものだけをご紹介します。

第5位【ルキシロン】 LUXILON NATURAL GUT ナチュラル

有名メーカー、ウィルソンが展開する『ルキシロン』のナチュラルストリングです。他の素材と併用するハイブリットセッティングに適していて、歪みや個体によるバラつきも少なく、非常に品質の高いアイテムです。

その分、価格は高級系とも言えますが、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

第4位 【バボラ】 VS TOUCH ブイエスタッチ

ナチュラルといえば『バボラ』といった声も多くあがるほど、高い人気を誇る老舗メーカーです。

いくつかあるバボラのナチュラルストリングより、若干太めのゲージを採用することで、耐久性を向上させたのが、このVSタッチです。

太めのゲージは好みが分かれるところですが、ナチュラルストリングとしては抑えめな価格もあり、人気を集めています。

第3位 【ウィルソン】 Wilson NATURAL GUT ナチュラル

名門「ウィルソン』からリリースされているナチュラルストリングです。とにかく素材はこだわり抜いており、良質のオーガニック牧草を食べて育った牛の腸のみを使うという徹底ぶりです。

打感やコントロール性はもちろん、心地よい打球音はトラディショナルなナチュラルストリングを彷彿とさせます。

第2位 【バボラ】 Babolat VS TEAM ブイエスチーム

競技プレーヤーに向けて『バボラ』がリリースするのが、このVSチームです。やや細めのゲージである1.25mmは高い反発性能を持ち、繰り出されるショットは非常にパワフルなものに仕上がっています。

とにかく結果を求めるプレーヤーには強くおすすめします。

第1位 【バボラ】 Babolat TONIC+ トニックプラス

栄えある第一位に輝いたのは、またしても『バボラ』のストリングです。ランキング上位にこれだけ同じメーカーの商品がランクインすると、老舗メーカーの商品群の層の厚さを感じずにはいられません。

高い品質を維持しながらも価格が抑えられているのが、このトニックプラスシリーズです。
一般プレーヤーにも高品質なナチュラルストリングを届けよう、という心意気すら感じられます。

実売価格では5,000円を切る、かなり良心的な設定で抜群のコストパフォーマンスを誇ります。

まだナチュラルストリングを使ったことがない人は、まずはこのモデルから試してみてはどうでしょうか。

ポリエステルストリング系トップ5!

3タイプの中で最も耐久性に優れているのが、ポリエステルストリングです。切れづらく長く使えるので、財布に優しいタイプとも言えます。一般プレーヤーの味方でもありますので、要チェックです。

第5位 【バボラ】 Babolat RPM Blast RPMブラスト

『バボラ』はポリエステルストリングの評価も高く、世界の強豪選手も好んで使用しています。

このRPMブラストは優れたスピン性能が特徴です。反発力は高くないので、パワー系のプレーヤーに特におすすめです。

第4位 【テクニファイバー】 Tecnifibre BLACK CODE ブラックコード

メイドインフランスの『テクニファイバー』のストリングで、独自の構造が目を見張るモデルです。

ストリングの断面が五角形になっており、ボールへの食いつきが強くなりました。それによりポリエステルストリングの弱点とも言える、スピン性能を向上させています。

テクニファイバーはこれ以外にも、断面が四角形のBLACK CODE 4Sなど、ユニークな商品をリリースしています。一度試してみる価値は大いにあるのではないでしょうか。

第3位 【ルキシロン】 LUXILON ELEMENT エレメント

以前、錦織選手が使用していたことでも話題になったのが、この『ルキシロン』のエレメントです。

錦織選手はナチュラルストリングと組み合わせて、ハイブリット系のセッティングで使用していたようです。打球感は柔らかいのですが、あまり反発力は高くありません。

その分、素直な飛び方をしてくれるので、自分のパワーでショットを調整したい人に向いています。

第2位 【ヨネックス】 YONEX POLYTOUR PRO ポリツアープロ

人気メーカー『ヨネックス』は、ストリングの開発にも余念がありません。このポリツアープロは柔らかい打感が特徴的で、反発力にも優れています。

また、世界的ストリング評価サイト「ストリングフォーラム」でベストオブ・ポリイヤーにも選出されたことがあり、世界でも高い評価を得ていることが伺えます。

第1位 【ポリファイバー】 Polyfibre TCS ティーシーエス

テニスガットのネクストステージを感じさせるストリングが『ポリファイバー』からリリースされています。

厳密に言うとポリエステル素材ではなく、ポリエチレン素材を採用したモデルで、その一番の特徴はとにかく扱いやすいことです。

テニスガットの話をする際よく話題になるのが「ポリ派かナイロン派か」というものですが、このモデルはナイロンストリングと比べても、打球感の柔らかさ、反発力ともに遜色なく、普段はナイロン派という人にも、ぜひ一度試していただきたいです。

ナイロンストリング系トップ5!

おそらく3タイプの中で一番使用率が高いのがナイロンストリングではないでしょうか。

各メーカーからも数え切れない数のモデルがリリースされていますので、まだ試せていない気になっていたモデルがあれば、ぜひ一度使ってみてくださいね。

第5位 【ゴーセン】 GOSEN OG-sheep micro super OGシープ ミクロスーパー

「迷った時はミクロスーパー!」と言われるほど、大定番として受け入れられている『ゴーセン』の代表作です。

とにかく全てのプレーヤーにおすすめできるほどクセがなく、初心者の人やナイロンストリングをあまり使ったことがない人に特におすすめです。

第4位 【テクニファイバー】 Technifibre X-ONE BIPHASE エックスワンバイフェイズ

『テクニファイバー』の中でも高い人気を誇るモデルです。柔らかさと反発性、耐久性を備えており、ナチュラルストリングに近いフィーリングです。

一般プレーヤーにとって耐久性というのは嬉しいポイントですので、優れた使用感と両立できるこのモデルは、かなりおすすめできます。

第3位 【バボラ】 Babolat Adiction アディクション

ナイロンストリング部門にも『バボラ』のストリングがランクインです。十分な柔らかさだけでなく、コシのようなものも感じる絶妙な打感です。

柔らかすぎるストリングは苦手だけど、硬すぎるのも懸念しているプレーヤーに一度使ってみてほしいモデルです。

第2位 【ヨネックス】 YONEX AERON SUPER 850 PRO エアロンスーパー850プロ

『ヨネックス』のこちらのモデルは、その絶妙なゲージがポイントになっています。1.30mmでは足りないし、1.35mmでは感覚が変わり過ぎるという悩みを持っている人は、意外に多いのではないでしょうか。

このモデルは1.32mmという絶妙な設定になっていて、1.30mmにかなり近い感覚を保ちつつも、耐久性をアップさせることに成功しています。

第1位 【ウィルソン】 WILSON NXT17

とにかく気持ちいい打感で近年ユーザーを増やしているのが『ウィルソン』のNXTシリーズです。

ポリエステルストリングである『ルキシロン』のエレメントとのハイブリット版パッケージも発売されています。

ナチュラルストリングとの組み合わせが多いのがハイブリットセッティングですから、ナチュラル系にも迫る打感であることを容易に想像していただけるでしょう。

成長期の学生プレーヤーにおすすめのガットもチェック

成長期の小学生、中学生くらいのプレーヤーのガット選びについても少し触れておきましょう。

まだ体ができあがっていない少年期の場合、インパクトの衝撃を筋力でカバーしきれず、肘や手首などの関節部分に徐々にダメージが溜まってしまうことがあります。道具選びでそうした負担を軽くできるとプレーもしやすいですよね。

考え方にもよりますが、伸縮性のあるナイロン素材のガットは比較的体に優しいと言えるでしょう。

ただ、本人が楽しく、気持ちよくプレーできることが一番大切です。コーチや保護者の方は本人の意思を尊重しつつも、怪我のリスクを理解して見守ってあげましょう。

テニスをする女性

自分に合ったガットで素晴らしいテニスライフを!

数多くの商品があるテニスガットですが、素材や特徴に注目しながら見ると、ずいぶんと選びやすくなるのではないでしょうか。

しかし、知識よりももっと重視してほしいのが、実際に使ってみたときのフィーリングです。

自分がより気持ちよく、楽しくプレーできるガットはどれなのか、ぜひ今回の内容を参考にして、自分にピッタリくるガットを見つけてくださいね。