2019年に日本で開催されているラグビーワールドカップのおかげで、ラグビー熱が高まっています。そこで今回は、日本のラグビー代表選手の体作りについて、注目してみましょう。ダイエッター必見の運動と食事についてのルールが分かりましたよ。
日本のラグビー代表選手はここがすごい!
まずは、日本のラグビー代表選手のすごさについてご紹介します。
練習量が世界一
ラグビー日本代表は2019年9月時点で、世界ランク8位にまで上りつめました。これは、世界一と評される練習量のたまものだといわれています。ただでさえ激しいスポーツであるラグビーで、日本の代表選手はさらに過酷な練習を積んでいるのです。
ポジションによって体のつくり方が違う
ラグビー選手の体系は、「とにかく大きければ良い」ということではなく、ポジションによって求められる理想体型が異なります。そのため、全員が同じメニューをこなしているわけではありません。トレーナーや管理栄養士のサポートの元、細かく体脂肪率を管理して、体作りを行なっています。
日本のラグビー代表選手の食事にはルールがある!
運動を行ないながらダイエットをしているのであれば、『サニーヘルス株式会社』が運営しているダイエット情報発信サイト「microdiet.net」が行なった調査レポートのなかにある、日本のラグビー代表選手の食事管理を参考にしてみましょう。
選ぶ食事には5大栄養素を網羅する
ラグビー日本代表の合宿の食事は、ビュッフェ形式となっています。しかし、好きなものだけを食べているのではなく、選手たちは「一度の食事で5大栄養素を網羅する“栄養フルコース”」を意識しています。
次のような5大栄養素を、1回の食事ですべて摂取しているのです。
- 米、パン、麺類(炭水化物=糖質)
- おかず類(タンパク質)
- 乳製品(タンパク質、ミネラル)
- 野菜(ビタミン、ミネラル、食物繊維)
- 果物(ビタミン、ミネラル、糖質、食物繊維)
これらを意識して摂る食事は、ダイエットをするうえでの基本の考え方と同じです。
タンパク質は通常の2倍摂取
特に、5代栄養素のなかででもタンパク質を重要視していて、一般の人の2倍は摂取するよう心掛けています。筋肉量を増やすためには必要不可欠で、体脂肪を燃焼させるためにも重要なポイントになります。
運動前後の栄養補給が重要
運動を行なうなら、どのタイミングで栄養を摂取するのかも気にしなければいけません。
運動前
まずは運動開始30分前までに、エネルギーになるものを取り入れましょう。消化に良く、吸収の早い糖質(炭水化物)の摂取がおすすめで、バナナやおにぎり、うどんなどを選んでみましょう。日本のラグビー代表選手は、今大会でおはぎなどを食べているそうですよ。
運動後
そして運動後には、疲労を引きずらないための栄養補給と合わせ、筋肉作りのための栄養も摂取するのがおすすめです。運動後45分以内は筋肉がつきやすい“ゴールデンタイム”なので、積極的にタンパク質を摂りましょう。固形物よりプロテインゼリーやドリンクなど、消化の早いものが適しています。
ラグビー日本代表の食事に学ぶダイエット
毎日相当な運動量をこなさなければいけないラグビー選手だからこそ、徹底した食事管理が必要とされています。運動を併用したダイエットを行なっている方には、体作りの参考になるはずですのでぜひ取り入れてみましょう。
参考:@Press