プールで耳に水が入ってしまうと、なかなか抜けなくて1日中気になりますよね。そこで、水が入らない、しっかり耳穴にフィットするおすすめの耳栓をランキング形式でご紹介します。
水泳用耳栓を使用する4つの目的
水抜きする手間がなくなる
1度耳に水が入ってしまうとドライヤーを当てたり、片足立ちでとんとんやったりと大変ですよね。耳栓があれば、耳に水がたまる不快な感覚を防ぐことができます。
泳ぎに集中できる!
雑音をシャットアウトできるため、泳ぎに集中することができますよ。自主練習ではなく、スイミングスクールなどで音がシャットアウトされるとコーチの話が聞けなくなってしまいますが、水の侵入をしっかり防いで音は聞こえるようになっている便利な耳栓も販売されています。
外耳炎の予防
外耳炎とは、外耳に炎症を起こして痛みを感じたり、引っ張ったり押すと強く痛むのが特長です。“外耳”とは耳の穴から鼓膜までのことを指します。外耳のなかでも『急性限局性外耳道炎』は、激しい痛みを伴います。
糖尿病やガンを発症しているとかかりやすいですが、雑菌が繁殖しているようなプールに浸かると発症することもあります。
外耳炎の多くの原因は、耳掃除のしすぎにあり、耳掃除で傷ついた外耳でプールに入ると細菌感染を起こしてしまいます。耳掃除を頻繁にしないことが1番の予防ですが、耳に雑菌があるプールに浸からないように耳栓で予防することができます。
外耳炎を起こしているとき、スイミングは医師の許可が出るまで禁止となりますが、医師と相談して許可が出れば耳栓をしてスイミングをすると良いでしょう。
中耳炎治療時
中耳炎とは、鼓膜と鼓室の部分である“中耳”が炎症を起こすことを言います。中耳炎は、耳の痛み・耳に詰まったような感覚・聞こえにくくなる・膿や発熱を起こしますが、プールが原因で起こることはなく、発熱やインフルエンザなどで鼻の奥で繁殖した菌が中耳に入るため起きます。
そのため、中耳炎の予防としては耳栓は効果がありませんが、治療時にプールは医師に禁止されることもあり、水が耳に入るのは避けた方が良いとされています。医師からプールに入ることを許可されてもまだ治療が続いている場合、スイミング時には耳栓をして水の侵入を防ぐことがおすすめです。
耳栓の種類
水泳用耳栓は、フィット感で選ぶのがポイントです。耳の穴の形は千差万別ですが耳栓にサイズはなくほとんどがフリーサイズのため、ひとつずつ試していき、自分に合った耳栓を選ぶことが必要です。
スポンジタイプ
主に使い捨てで、1包装に数個入っているのが特長です。スポンジに使用されるウレタン素材が耐水性がなく水を吸ってしまうため、フィット感を感じることができますが、繰り返し使用することができません。
発砲ウレタンを使ったスポンジタイプの耳栓は、丸めて耳に詰めるとしだいに広がり水の侵入を防ぎます。マイルドで柔らかいので、耳栓の違和感を感じにくく、装着するときの痛みがありません。しかし、スポンジタイプはスイミング中に外れやすく、ハードに泳ぐととれてしまうことがあります。競泳で激しく泳ぐ方にはおすすめできません。
フランジタイプ
フランジとは、“返し”のことで耳に入れると密着し、“返し”が外れるのを防ぎます。水の侵入をしっかり防ぎ、繰り返し使用できます。クロールやバタフライで激しく泳いでも抜けにくいので、水泳用耳栓として最もポピュラーです。
使用方法は、耳を軽く引き上げ耳孔を広げて、静かに耳栓を差し込み、耳孔内に耳栓が入っていることを確認したら手を離すと完了です。
水泳用耳栓おすすめTOP15
第15位 【VIEW(ビュー)】スイミングコード付き耳栓 VA1201 BL
・フランジタイプ
柔軟なシリコンを使用した耳栓で、ゴーグルに取り付けることができる脱落用防止用コードが付いており、ゴーグルに付けっ放しでも保管できます。煩わしくなったときは、コードだけ取り外しも可能です。耳栓をなくすのが心配な方にぴったりの耳栓です。
第14位【SILENCIA(サイレンシア)】スイム&シャワー
・フランジタイプ
ソフトに耳の穴にフィットし、ソフトなラバー(ゴム)製素材で3段のフランジが優しく抜けるのを防止してくれ、水の侵入を効果的にシャットアウトします。ケース付きなので、スイミング終了後の持ち運びに便利です。
第13位【NOYL(ノイル)】スイムプラグ
・フランジタイプ
3層構造で抜けにくくなっています。耳栓の直径が大きめになっているため最初は違和感を感じるかもしれませんが、水の侵入をしっかりと防いでくれます。
第12位【PIP SPORTS(ピップ スポーツ)】イヤーホリデイ
・フランジタイプ
小さめのサイズで耳の中にすっぽりと入るので、耳に違和感を感じにくいです。小さめでも、エラストマー製の柔らかいフランジがしっかりと広がるので水が浸入しにくく、抜けにくい構造です。防水性が高く汚れにくくなっています。
第11位【KBC SPORTS】 フーグ チャップス耳栓
・フランジタイプ
韓国のKBCスポーツは、日本にないような斬新でユニークなスイミング用品を独自生産しており、ブルー・イエロー・ピンク・ホワイト・黄緑と5色のなかから選べるかわいい耳栓が揃っています。。シリコン100%の無毒性だから安心して使用できますよ。
第10位【FROAT(フロート)】シリコンラバーイヤープラグ
・フランジタイプ
安心安全なシリコンラバー製の耳栓です。白く小さめなので目立ちにくく、一見耳栓を付けているのが分からないのがメリットですが、失くしたときには探しにくいかもしれません。コンパクトケースが付属しているため持ち運びに便利です。
第9位【SODIAL(R)】ペアスイミングダイブ
・フランジタイプ
柔軟なシリコン製の耳栓で、価格が安いのがメリットです。水色のため失くしたら見つけにくいのですが、失くしやすい方でも低価格で大量購入がしやすいのでおすすめです。
第8位【MACK’S 】Pillow Soft Silicone Earplugs ソフトシリコンイヤープラグ 防水
水泳用耳栓では変わった形状のタイプで、耳にカバーするように取り付けます。アメリカでベストセラーになっているほど人気で、医師も勧める耳栓ブランドとして有名です。この耳栓には寿命があり、耳栓が汚れてきて粘着力がなくなると使えなくなり、使用目安は5回程度となっています。
また、MACK‘Sの耳栓は全米水泳協会オフィシャル製品となっている、水泳に最適な耳栓で、持ち運びに便利なキャリーケース付きです。
第7位【クリエイチャー】SURF EARS
・フランジタイプ
高価ですが、サイズがS・M・Lの3種類入っており、人間工学に基づいて設計されています。もともとサーファーによって耳の炎症や外耳道変形を失くしたいとの想いから開発されました。耳を水や冷気、汚れ、バクテリアから守ります。激しい泳ぎでも取れにくい上、音の遮断を最大限に抑えられるため、コーチの指導を聞かなければいけないときも使用可能です。
形状も工夫されており、耳栓の前方と内側の両方にカーブするダブルカーブウィング設計は、快適なフィット感を保証し、付けていることを忘れるほどです。ケース付きで配色もおしゃれなのもポイントで、コード取り外し可能となっています。
第6位【SWANS(スワンズ)】スイミングコード付き耳栓 SA-53N
・フランジタイプ
スイミングコード付きなのですが、『コード無し・首にコードをかける・コードを2つに分けてゴーグルに付ける』と3パターンの使い方が選べます。シリコン製で柔らかくて耳にフィットします。カラーはブラック・ブルー・ホワイト・ラベンダーの4色から選べます。
第5位【PUTTY BUDDIES(パティ・バディーズ)】耳栓
・スポンジタイプ
アメリカ産のFLO−TEKシリコーンで作られたスポンジタイプの耳栓で、アメリカの耳鼻科が開発した高品質な素材でつくられています。粘土のような感覚で耳の中に入れると、耳の穴の形にフィットするように広がり水の侵入をふせぎます。
抜けやすいですが、痛くなりにくいため子供でも使いやすく、鮮やかな色で失くしても見つけやすいです。中耳炎で水の侵入を防ぎたい子供たちによく使用されています。ただし、この耳栓は臭くなりやすいため、定期的に交換した方が良いでしょう。
第4位【日本ポステック】音が聞こえる水泳用耳栓 Subplug
・フランジタイプ
耳に水が入ると外耳道炎になったり、慢性中耳炎の治療中でもどうしても水に入りたいときに最適な耳栓です。シリコン製のイヤーチップ、特殊な本体部分、耳にしっかりと固定するためのフック、防水メッシュシートの4つのパーツからできています。
防水メッシュシートは、水の侵入を防ぎつつ、音の振動はメッシュをすり抜けて伝わるため、水の侵入と音の聞こえを両立させることが可能となっています。
さらに防水シートは、超音波技術を用いて固定されているため、接着剤で貼り付けただけよりも防水性が高くなっています。
イヤーチップの部分は、アメリカで食品や薬品などの認可を行うFDAの承認を得た安全性の高いシリコン製で、長時間の使用を可能としています。また、S・M・Lのサイズが付属されているので自分の耳にぴったりのサイズで装着することができますよ。
持ち運びに便利なキャリーケース付きで、アクア・グリーン・オレンジ・イエロー・ブラックの5色から選ぶことができます。こどもでも使用可能となっています。
第3位【Speedo(スピード)】エルゴイヤープラグ
・フランジタイプ
イギリスの大手スポーツ用品メーカー『スピード』社の耳栓は、スイマーに人気で海外で活躍する水泳選手にも人気となっています。
人間工学に基づき設計されており、1つの大きなフランジが付いており、素材は硬めで、耳の中でしっかりフィットしてくれます。芯が空洞になっていてフィットする羽が水中での音を集め、音が遮断されません。持ち運びに便利なケース付きで色はブルーとグレイの2色から選べます。
第2位【MIZUNO(ミズノ)】耳栓
・フランジタイプ
日本のスポーツメーカーで安心の品質で、形状は細身で日本人の耳に合わせた設計になっています。肌に優しいシリコン製の3層のフランジが耳にしっかりフィットし水の侵入を防ぎます。持ち運びに便利なケース付きです。
第1位【マニューバーライン】YES EAR(イエス イヤー)
・フランジタイプ
サーフィンなどのマリンスポーツ用品を手がける『マニューバーライン』の耳栓で、価格は少し高めですが世界初ナノシルバーイヤープラグで抗菌力を強化して、清潔に使用することができるのが特長です。
フランジ部分は交換が可能で、サイズはSとLサイズが入っています。着け心地は極めて柔らかく、羽の先端は0.02mmで耳とひとつになっているかのようです。また、内部になる通空が気圧差を減らして長時間使用でも不快感を緩和します。
外側の部分は軽度20度の柔らかいシリコンが人体工学設計されており、着用後強い衝撃にも耳の奥まで入らず、長時間使用でも楽です。
さらに、フィルターが低周波は通過させて害のある高周波は遮断するので、快適に泳ぐことができます。持ち運びに便利なケース付きで、色はブラック・ブルー・ピンクホワイトの4色から選べます。
水泳用耳栓を管理する方法
スポンジタイプは使い捨てになりますが、フランジタイプは繰り返し使うことになります。プールの雑菌で汚れたままや耳垢が付いたまま使用すると耳の病気になってしまいますので、普段は真水で洗って風通しの良い場所で乾燥されると良いでしょう。
フランジのひだの部分は細かい汚れが付きやすいため、食器用洗剤などの中性洗剤でやさしく洗いましょう。繰り返し使用できるフランジタイプでも、海水の塩分やプールの塩素で素材が劣化していきます。劣化したり、汚れが取れない耳栓は交換しましょう。
快適に泳ぐために、自分に合った耳栓を見つけましょう!
耳栓は肌に直接触れるものなので、返品ができないのがほとんどです。耳孔のサイズは分からないため、一つひとつ試してみるしかありません。水が入ることの違和感防止から耳の病気の予防まで、耳栓は重要な役割を果たすため自分に合った耳栓をじっくり探してみましょう。