バレーボールでレシーブをするとき、床に滑り込む場面があります。肘サポーターを付けていると、床に擦ったり、強打したりしても肘をしっかり守れるでしょう。本記事では、バレーボールのおすすめ肘サポーターをご紹介します。役割や選び方もご紹介するので、肘サポーター選びに役立ててみてください。
バレーボールの肘サポーターの役割
バレーボールの肘サポーターを付けることで、プレー中の肘への衝撃や負担を和らげることができます。装着していないときとしているときでは、プレーしやすさや保護力が異なるので、肘サポーターの役割からしっかり理解しておきましょう。
肘への衝撃を軽減する
レシーブなどで体育館の床に滑り込むと、肘を強く擦ったり、強打したりする恐れがあります。肘サポーターを付けていると、肘が直接床にぶつかることを防ぎ、衝撃を軽減してくれます。
肘サポーターを付けていないと、肘への痛みが怖くて、思いっきり飛び込めないこともあるでしょう。いざというときに体を投げ出すためにも、肘サポーターを付けておくのがおすすめです。
肘のケガを予防する
肘サポーターの働きは、床にぶつかる衝撃から肘を守るだけではありません。バレーボールは、サーブやスパイク、レシーブなど肘に負担がかかることが多いです。肘を酷使すると、壊してしまう可能性もあります。
肘サポーターには、肘周りを覆うことによる保温効果もあり、関節の筋肉の冷えを抑えてくれます。温まった状態でプレーを続けられるので、炎症などケガのリスクを軽減できるでしょう。
肘にかかる負担を軽減する
肘サポーターは肘を適度に圧迫してくれるので、肘にかかる負担を軽減する効果もあります。肘を圧迫することによって筋肉の無駄なブレが少なくなるので、疲労軽減といった効果も期待できます。
試合終盤に肘周りにだるさが出ると、プレーが不安定になるかもしれません。パフォーマンスを維持するためにも、肘サポーターを使うと良いでしょう。
バレーボールの肘サポーターの選び方
バレーボールの肘サポーターと一口に言ってもメーカーや商品ごとに違いがあるので、最適な商品を選ぶ必要があります。パッドや固定力、取り付けタイプなどの選び方のポイントをおさえて、肘を守ってくれるサポーターを見つけましょう。
パッドが入っているか
肘サポーターは、パッド入りとパッドなしに分かれます。パッドがあると肘を保護する効果が高いものの、少し窮屈になることもあります。パッドなしタイプにもメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
パッド入りはケガ予防に最適
パッド入りタイプの肘サポーターは、肘の保護力に優れています。床に飛び込んだとしても衝撃から肘をしっかり守ってくれるので、ケガ予防に最適です。
また、パッドなしタイプに比べて生地が厚く保温力が高くなっており、肘の負担軽減にも効果を発揮します。ただパッドがある分、肘の動きが窮屈になることもあるので、動きやすさに注意して商品を選びましょう。
パッドなしは動きやすさ重視
パッドなしは、パッド入りに比べると生地が薄いので、肘を守る性能は劣ります。一方で、パッドがない分、肘の動きを妨げないので、パフォーマンスの質を落としません。
ケガ予防については最低限の性能とはいえ、パフォーマンスを優先する方はパッドなしの肘サポーターがおすすめです。
肘にフィットする固定力
肘サポーターの固定力は、実際に装着して確かめるようにしましょう。ほどよく肘にフィットする肘サポーターであれば、肘を保護しつつもパフォーマンスを損ないません。
固定力が強すぎると、肘が動かしにくくなるのでプレーの邪魔になってしまったり、圧迫されすぎてだるくなったりしてしまいます。動きやすさも考えて、ちょうどよい固定力の肘サポーターを選ぶことが大切です。
取り付けタイプをチェック
腕にそのまま通すタイプと、バンドで固定するタイプがあります。そのまま通すタイプが一般的ですが、取り付け方や固定力によってはバンドタイプが合っていることもあるでしょう。
大きな違いは装着の仕方なので、固定力や動きやすさと合わせて付けやすさを比較してみてください。
ロングタイプなら手首から肘まで保護できる
ロングタイプの肘サポーターは、手首から二の腕あたりまで覆い、腕全体を保護してくれます。肘の負担軽減だけでなく、腕全体の負担や疲れを軽減してくれるので、パフォーマンス向上に最適です。
肘周りだけのサポーターとは付け心地が異なるので、両方付けてみて選ぶのがおすすめです。
メーカーで選ぶ
パッドや固定力などの機能性だけでなく、メーカーで選ぶのもおすすめの選び方です。メーカーごとに機能やデザインに特徴があります。
好きなメーカーのアイテムを身に付けるのはモチベーションアップにもつながるので、主なおすすめメーカーから肘サポーターを選んでみてください。
アシックス
アシックスの肘サポーターは、パフォーマンスの邪魔をしない動きやすさが特徴です。柔らかい素材によって肘を優しく守りつつ、曲げ伸ばしがスムーズにできます。
肘サポーターを使っていたけど動きにくかったという方は、アシックスの肘サポーターに変えてみましょう。
ミズノ
ミズノの肘サポーターはフィット感に優れています。サポーターがすぐにズレてしまう、固定力が弱くて疲れやすいと困っている人におすすめです。
パッド入りやパッドなし、ロングタイプなど種類も豊富なので、好みの肘サポーターを選べるのも嬉しいポイントですね。
デサント
デサントの肘サポーターは、デザインのかっこよさが魅力です。黒一色の商品も多いなか、デサントの肘サポーターは縁がブルーやピンクになっているものもあります。おしゃれな肘サポーターをつけたい人に合っています。
バレーボールのおすすめ肘サポーター5選
バレーボールの肘サポーターは、アシックスやミズノなどのメーカーから数多くの商品が販売されています。どれが自分に合うか迷っている方に向けて、おすすめ肘サポーターを5つピックアップしました。
機能性やタイプをチェックして、自分に合った肘サポーターを見つけてみてください。
【アシックス】VBエルボーパッド XWP069
『アシックス』の「VBエルボーパッド」は、日本バレーボール協会公認モデルです。パッドにはゲル素材が入っており、衝撃緩衝性に優れています。
また、生地にはニット素材を使用しているのでストレッチ性があり、動きやすいです。
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【デサント】エルボーサポーター DVB=8712
『デサント』の「エルボーサポーター」は、パッドなしタイプのロングサポーターです。パッドを入れないことによって、動きやすさを実現しています。
手首から腕全体を覆うので、腕の疲労によるパフォーマンス低下を防ぐ効果も期待できます。ロゴマークのカラーはホワイトとマゼンダの2パターンあります。見た目がスタイリッシュな肘サポーターとしてもおすすめです。
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【ミズノ】肘サポーター V2MY8014
『ミズノ』の「肘サポーター」は、3分割になったパッドが入っています。パッドが分割されることによって肘の動きに対応しやすくなっており、パフォーマンスの質を維持してくれます。
また、蒸れが逃げていくのでつけ心地が快適です。「こまめに洗濯していると臭いが取れやすい」という声もあるので、試合や練習が終わったらしっかり手入れするようにしましょう。
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【D&M】エルボーパッド
『D&M』の肘サポーターの特徴は、硬めのパッドによるガード力です。滑り込んだり、倒れこんだりしても、衝撃をしっかりカットしてくれるので、ケガ予防に適しています。
パッドは立体成型を採用しており、プレー中に動く肘にもぴったりとフィットするのも魅力的です。パッド入りの肘サポーターを探している方はぜひチェックしてみましょう。
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【BEST FITTING】肘サポーター
『BEST FITTING』の肘サポーターはマジックテープで止めるタイプなので、固定力に優れています。
衝撃を和らげるだけでなく、痛みがあるなかでもプレーしなければならないときにはしっかり肘を固定し痛みを軽減してくれます。肘への負担や痛みが気になる方におすすめの肘サポーターです。
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バレーボールの肘サポーターを付けて肘を守ろう
バレーボールの肘サポーターには、滑り込みやプレーによってかかる肘への負担や衝撃を軽減する役割があります。パッドありタイプは肘への負担を軽減でき、パッドなしタイプは肘を守る性能は劣るものの、パフォーマンスを邪魔しないといったメリットがあります。
他にも、固定力や取り付けタイプ、ロングタイプなども要チェックで、メーカーで選ぶのもおすすめです。おすすめ肘サポーター5選を参考にしながら、選び方のポイントをおさえて、ぴったりな肘サポーターを選びましょう。